宙組トップスターの真風涼帆が、まさに円熟期を迎えた今の真風だからできる、「これぞ宝塚の男役！」という役に挑みます。 作品は、4月10日から、東京・池袋の東京建物 Brillia HALLで上演される『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』。第二次大戦中のスイスのサン・モリッツにある高級ホテルを舞台に、様々な国籍、階級、職業の人々が織りなす人間模様を描くオリジナル・ミュージカルで、作・演出の植田景子が、真風と、新しくトップ娘役に就任した潤花のために書き下ろした、新トップコンビお披露目公演です。 真風が演じるのは、オランダ貴族を父に、バレエ・リュスのダンサーを母に持つロンドン駐在の外交官で、スーツにトレンチコートがよく似合うイケメンという、絵に描いたようなハイスペック男子のロベルト。しかし、その裏の顔は、英国情報部のために、敵方のスパイを摘発するスパイキャッチャーという設定です。 ダンスが得意な潤花は、ドイツ軍のパリ占領で職を失ったバレエダンサーのニーナ役で、チャリティ・バレエ公演に出るためにホテルを訪れ、ロベルトと出会います。どんな展開になるのか楽しみです。オーストリアの若手実業家役を演じる芹香斗亜も見逃せません。

21/4/10(土)