評論家や専門家等、エンタメの目利き&ツウが
いまみるべき1本を毎日お届け!
邦画も洋画もミーハーに、心理を探る作品が好み
伊藤 さとり
俳優や監督との対談番組を多数、映画パーソナリティ
アラジン
19/6/7(金)
TOHOシネマズ 日比谷
ディズニーアニメの人気キャラクター、ジャスミンの物語を完全実写化。しかもランプの魔人ジーニーをウィル・スミスが演じるだなんてリアル過ぎて期待も膨らみ過ぎたら予想以上の展開で関心しきり。だってジーニーがラップを披露したり、アニメ以上の活躍で、もはや主人公はジーニーかと思うほど、スクリーンを所狭しと動き回り、喋りまくる! もちろん、主題歌『ホール・ニュー・ワールド』が歌われる魅惑的な名シーン他、新曲も満載で。もはやこれってミュージカル映画? しかも現代で実写化するというんでディズニーが新たな魔法を仕かけたのだけど、それこそが今後、次々と実写化される名作ディズニーアニメで行われる作業であることは間違いないはず。 時代に合わせて世界に伝えるべきテーマを盛り込んだ“改訂版”『アラジン』の主人公はやっぱりヒロイン。ジャスミンが主張する王女へと成長していく物語へと進化したのであります。
19/6/3(月)