イタリア人テノールの中でも、抜群の人気と歌唱力を誇るグリゴーロ。コロナ禍で延期されていた日本のステージが、いよいよ実現する。 9歳でバチカンの聖歌隊に入り、13歳の時ローマ歌劇場でパヴァロッティの歌う「トスカ」の羊飼いの少年に抜擢。23歳でスカラ座デビュー…。 しかもオペラだけでなくポップスでも人気の高さを誇るスター。それがグリゴーロ。この人のステージは単なる演奏でなく、歌と表情とパフォーマンスとメッセージが一つになった稀有な空間だ。 指揮者でありピアニストのマルコ・ボエーミという最高の共演者と共にドニゼッティ、ヴェルディ、マスネ、プッチーニの名アリアをグリゴーロで聴く…これは本物の歓びを得る機会。

21/6/13(日)