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演劇鑑賞年間300本、記者歴40年のベテラン

大島 幸久

演劇ジャーナリスト

『絢爛とか爛漫とか』

飯島早苗の作を鈴木裕美が演出する。26年前の1993年、今はない東京・新宿のシアタートップスでの初演も鈴木が演出していた。このコンビの上演がまず、注目される。昭和初期が舞台、登場人物は4人。配役は新人小説家の古賀が安西慎太郎、批評家志望の泉が鈴木勝大、耽美的な作品を書く加藤が川原一馬、そして自由人の諸岡が加治将樹。イケメン3人、個性派1人という布陣だ。 理想と現実、夢と才能に悩みながら友情や恋愛を語る若い文士たちが描かれるが、女性の目を通し、細部まで行き届いた舞台が期待される。人気俳優の安西が演じる古賀は次回作に苦闘する青年とか。舞台歴が豊富な安西を鈴木裕美はどう料理する?

19/8/10(土)

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