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古今東西、興味のおもむくままに

藤原えりみ

美術ジャーナリスト

バスキア展 メイド・イン・ジャパン Jean-Michel Basquiat : Made in Japan

ZOZOTOWN創業者の前澤友作氏がアメリカの美術家の作品としては過去最高額の123億円で落札したことで知られるジャン=ミシェル・バスキア。画家デビューから27歳で亡くなるまでの約8年間で、絵画1000点以上、ドローイング3000点以上、ウォーホルとの共同制作作品約150点を制作した凄まじいエネルギーの持ち主だった。SAMO©というタグによるグラフィティ活動の後、20歳で画家デビュー。大胆な形態と色彩、路上の喧噪がランダムに踊るような手書き文字の組み合わせという斬新な手法で注目を浴びる。 美術史に造詣が深く、また自らのルーツであるアフリカの文化、人種差別や資本主義的経済の現状などに関心を寄せていた。80年代後半の日本との関係に焦点を当てたセクションでは、好景気に沸くバブル期の日本社会が透けて見えてくるようだ。 大画面作品が多いため、大胆なストロークや色彩、繊細な文字などを眼で追っていくうちに、制作中のバスキアの身体の動きや息づかいまで感じ取れるような気持ちになる。イヤホンガイド無料、さらに条件付きながら2度目の入場も無料なので、イヤホンガイド付きの鑑賞をお薦めしたい。また、バスキアの言葉をまとめた小型本『バスキアイズムズ』(税別1800円)もお薦め。

19/10/10(木)

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