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水先案内人のおすすめ

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落語を中心に、講談、浪曲など演芸を長く担当。著書、編著も多数。

長井 好弘

演芸ジャーナリスト、読売新聞編集委員

上野・鈴本演芸場 10月中席

寄席定席に出演する落語家は、観客の反応や年齢層などを見て、出番の直前にネタを決める。「客席に中小企業の経営者がいればマルクスの資本論を、高齢者が多い時はどこそこの墓が安いとか」という先代古今亭志ん五のまくらが懐かしい。それでも時々、“ネタだし”といって、トリの落語家だけが10日間の演目を公表することがある。寄席からの注文か、自らの企画か。どちらにしてもトリの落語家にはそれなりの覚悟がいる。今席は中堅の実力者、三遊亭歌奴が得意ジャンルの「相撲」と「大岡政談」を5席ずつネタ出しした。歌奴の自信と決意が伺え、我ら観客も「それなら聴かせてもらおう」という気になってくる。楽しみな番組である。

20/10/10(土)

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