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水先案内人のおすすめ

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昭和の日本映画、フィルム・ノワールなどから

太田 和彦

1946年生まれ エッセイスト、居酒屋評論家

松竹映画100周年“監督至上主義”の映画史

『花籠の歌』11/28〜12/4 神保町シアター 特集「松竹映画百年〝監督至上主義〟の映画史」(11/21〜12/25)で上映。 銀座裏のトンカツ港屋は、丸髷の可愛い看板娘(田中絹代)と欧州航路帰りの親父(河村黎吉)で繁盛している。常連はのんきな大学生・佐野周二と笠智衆。佐野に惚れて、くるくる働く小町娘絹代ははまり役。昭和12年。五所平之助のこまやかな演出は良き時代の銀座の息吹を存分に伝え、旧朝日新聞社から一望に銀座をパンする朝の光が清々しい。

20/11/27(金)

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