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水先案内人のおすすめ

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邦画も洋画もミーハーに、心理を探る作品が好み

伊藤 さとり

俳優や監督との対談番組を多数、映画パーソナリティ

アナベル 死霊博物館

ほんとうに面白いホラー映画って、何層にもなっている人間の心のヒダを丁寧に丁寧に診察していくような感じのものだと思うんです。“ただのコワイ”なら、心霊写真で十分だし、“とにかくビックリする”なんて、お化け屋敷に入ればいいんだから。 そういった意味で、『死霊館』シリーズがここ最近のホラーで絶大な人気を誇る理由は、シリーズをとおして登場する超常現象研究家ウォーレン夫婦が、お化けさんや、とり憑かれてしまった人の心理カウンセラーという立場だから。 冥界相手の心の探偵さんであるこの夫婦の家にやってきた、最強の呪いの人形アナベルが巻き起こす怪奇現象は、そんじょそこらのレベルじゃないし、それこそ夫婦が集めた“呪われたグッズ”の力まで呼び起こして、お留守番中の子供たちしかいない家を恐怖の館に変えてしまうんだから恐ろしや。 ある少女の心の傷が原因で事態は悪化するものの、だからこそウォーレン夫婦のような霊界と繋がることができる人々の手助けが必要で、人はやっぱり愛を欲し、人はやっぱり弱い生き物なんだから優しくしてあげなくちゃと再認識。 そしてもうひとつ、大事なテーマが潜んでおりまして、これは子育てにおいてかなり勉強になりました。もし子供が虐められていたら? もし人と違う特殊な能力を持っていたら? そして親の仕事や活動が原因で、学校で心ないことを言われていたら? そう、今回は家族問題、学校問題にまで迫る“心のケア”に焦点を当てた学びの多い恐怖体験なので、受講をオススメします!

19/9/16(月)

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