いつも楽しそうに、少年のようなノリで演奏されている姿からすると意外な感じがしますが、小曽根真さん、今年で還暦だそうです。その60歳の誕生日のサントリーホール公演をスタートに、全国でソロツアーを開催されます。 40歳過ぎからクラシックのレパートリーにも取り組んでいる小曽根さん。今回Classic × Jazzというコンセプトで、ジャズナンバーはもちろん、クラシックの作品も披露してくれます。 3月には同コンセプトのアルバムをリリース。そのクラシック・サイドに収録されるのは、モーツァルト、ラヴェル、プロコフィエフなので、おそらくコンサートでもこのあたりを演奏してくれることでしょう。 それにしても、モーツァルトはまだ想像がつきますが、ラヴェルとプロコフィエフはどうなるのか？　いつものクラシック作品に耳を傾けていると、即興演奏でどこか遠くに連れて行かれていて、ふと気づくとまた作曲家の世界に戻っている。そんな体験ができそうな予感です。

21/3/17(水)