菅義偉総理は酒が飲めず、甘いものが好き。とりわけパンケーキが大好きです。担当記者たちを集めてパンケーキを食べるのが、過去の定番でした。 自民党総裁選挙のときの報道で、“秋田農村から上京した苦学生”のイメージを持った人も多いと思いますが、実際はそうではなかったことが、次第にわかってきました。 彼は権力が大好き。記者の真正面からの質問には答えません。国会での野党の追及にも“ごはん論法”で切り抜けようとします。 “ごはん論法”とは、どういうことか、この映画を見ればわかります。 この映画は政治批判のドキュメンタリーとして受け止める人もいるでしょうが、制作者は「政治バラエティ」だと言います。見ていると、苦笑いするしかない現状が次々に展開されます。 面白うて、やがて哀しき。 これが菅内閣なのでしょうか。菅さんの好物だという“パンケーキ”は甘いのか。それとも国民には毒になるのか。あなたが判断してください。

21/7/26(月)