先月、フェリシティ・ジョーンズ主演の劇映画も公開された米国最高裁判事、ギンズバーグのドキュメンタリー。 劇映画の方は、彼女の最初の裁判を中心に描いたが、こちらはその後の歩みを丹念に追いかけている。本来、シャイで控えめな性格で中道寄りの考えを持つ彼女が、なぜ保守に対して強い反対意見を述べるようになったのか。そこにはアメリカ社会の右傾化が背景にあった。 痛快な反対陳述が話題となり、ポップアイコンと...

19/5/6(月)