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五十川 晶子
フリー編集者、ライター
『渋谷能』第一夜
19/3/1(金)
セルリアンタワー能楽堂
若手能楽師たちが七夜にわたり、流儀の垣根を取り払い、渋谷の能楽堂に集結するというユニークなシリーズの公演が始まる。 メインとなるのは30~40代の次世代を担う各流派の若手能楽師だ。3/1の第一夜は、能「翁」宝生和英(宝生流)、4/26の第二夜は「熊野」中村昌弘(金春流)、6/7の第三夜は「自然居士」佐々木多門(喜多流)、7/26の第四夜は「藤戸」高橋憲正(宝生流)、9/6の第五夜は「井筒」鵜沢光(観世流)、10/4の第六夜は「船弁慶 白波之伝」宇高竜成(金剛流)、そして最終の12/6の第七夜にはシテ方五流が揃い、舞拍子でのクロージングが予定されている。 彼らはまさに今、能のさまざまな可能性...
19/2/24(日)