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エンタテインメント性の強い外国映画や日本映画名作上映も

植草 信和

1949年生まれ フリー編集者(元キネマ旬報編集長)

スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち

現在の映画界を席巻している〈マーベル・コミック〉と〈DCコミックス〉。その区別ができないほど疎いのだが、『ワンダーウーマン1984』を観ていて気になったのは派手なアクション・シーンを支えるスタントウーマンたちの過酷さだ。というのも本作『スタントウーマン』で、アクション映画での彼女たちの役割がいかに危険で重要かを教えられたからだ。 本作はスタントウーマンの歴史とプロフェッショナリズムにフォーカス、昨年の『ようこそ映画音響の世界へ』の姉妹篇ともいえるドキュメンタリー映画。男性中心のスタントパフォーマーの世界で女性の地位や権利を守るために戦ってきたスタントウーマンたちが、CGでは表現出来ない動きや迫力あるアクション・シーンをより緻密に表現するための奮闘ぶりを熱く語る。 監督をエイプリル・ライト、製作総指揮とナビゲーターを『ワイルドスピード』のミシェル・ロドリゲスが務めている。劇中に登場する作品は、『ワンダーウーマン』『アトミック・ブロンド』『マトリックス リローデッド』『キャプテン・アメリカ』『キル・ビル Vol.1』『ブラックパンサー』『チャーリーズ・エンジェル』『マッドマックス 怒りのデスロード』など。 発火スタント、カースタントなど過激なシーンをこなす彼女たちの映像とともに、「自分の命は誰かの手に、誰かの命は自分の手に」「プロとして尊敬されたい。女としてじゃなく」など、記憶に留めておきたい発言が満載されている。映画は製作者、監督、脚本家だけで作られているのではないという当たり前のことを、改めて痛感させられるドキュメンタリー映画だ。

21/1/2(土)

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