ついに、オペラの舞台でアンドロイドが歌う時代がやってきました。 演目は、新制作の委嘱作品で、世界初演となる「Super Angels 」。全知全能AI「マザー」の管理下で“異端”指定された少年アキラが、教育係のアンドロイド「ゴーレム3」と出会い、物語が展開していきます。新国立劇場オペラ芸術監督、大野和士の企画のもと、台本を作家の島田雅彦さんが、音楽を渋谷慶一郎さんが手がける作品。 このアンドロイド「ゴレーム3」を“演じる”のが、人間とアンドロイドのコミュニケーションの可能性を探るために開発された人工生命×アンドロイド、オルタ3。自ら指揮し、歌うことができるアンドロイドで、人間と同様、口から発声する仕組みを搭載し、動きによって声が揺らいだりするとのこと。 そんなオルタ3が、オペラ歌手、バレエダンサー、子供たちと関わりながら、舞台を作っていくオペラ。科学技術と人間は、舞台でどのように共生するのか…。世界が注目する実験の舞台だそうです。

21/8/12(木)