今回は、筆者の企画する公演で恐縮です。「太宰治作品をモチーフにした演劇公演」。この企画は、太宰治が昭和14年から入水自殺を遂げる昭和23年まで三鷹に住み、太宰の墓がある『禅林寺』が、三鷹市芸術文化センターの斜め前に位置することから、その功績を偲んで始めたものです。過去には、三浦大輔（ポツドール）、山内ケンジ（城山羊の会）、柴幸男（ままごと）、福原充則（ピチチ５／ベッド＆メイキングス　ほか）を始めとする、数多くの実力派の作・演出家にお願いして、年に一度、上演を積み重ねて参りまして、今回が15回目となります。その交渉の際、「太宰作品をそのまま上演してもらってもいいですし、大胆に解釈して作ってもらっ...

19/5/22(水)