赤塚溜池公園の一角にある板橋区立美術館。私が訪れた3月上旬は梅の花がきれいに咲いていました
1979年に初の区立美術館としてオープン。2019年にリニューアルした館内はどこもきれいです
『シュルレアリスムと日本』を企画した板橋区立美術館の弘中智子さん(左)
1929年の「二科展」に出品された古賀春江《鳥籠》(中央)、阿部金剛《Rien No.1》(右)など日本におけるシュルレアリスム表現における先駆者たちの作品も展示されています
1Fのラウンジにて。「池袋モンパルナス」についての資料をたくさん用意してくださいました
豊島区との区界、板橋区内にも「みどりが丘」「ひかりが丘」と呼ばれるアトリエ村があったそう
ゆかりの作家たちの貴重な写真(※展示のための拡大写真)も見せていただきました。左から井上長三郎、寺田政明、靉光、背後に見える板の外壁はアトリエ付き住宅に特徴的なものだそう
「池袋モンパルナスに井上や寺田が引っ越した時期は、ちょうどシュルレアリスムの盛り上がりと重なるため、アトリエ村でも話題を集めていたようです」と弘中さん