『目黒区美術館コレクション展 わたしの言葉をあなたに届ける 日々のよろこび2024』展示室内で
『目黒区美術館コレクション展 わたしの言葉をあなたに届ける 日々のよろこび2024』担当学芸員の誉田あゆみさん
ガラスの上に描かれた武内鶴之助の《雪道》(制作年不詳)は手のひらサイズでありながら、透け感のある色味の魅力にぐんぐん引き込まれる作品です
この足型の上にたつとセンサーが感知し、スピーカーから音声解説が流れてくるという仕組み
作品を見て感じたことを言葉にし、他の鑑賞者と共有することを促す試み。全部で4つの作品について同様のコーナーが設けられています
第4章「没頭する姿、その時間」に展示されている中村義夫《少憩》(1923−28年)
習作も展示されていますが、油彩と印象が全然異なります
左:池田満寿夫《子供の中の風景》1962年 右:池田満寿夫《日光浴する貴婦人たち》1962年
さまざまな空き缶で作られた楽器や、音のおもちゃが展示されています
実際に《サウンド・チューブ》の音を体験できる装置も。ボタンを押すと楽器が左右に傾き、音が聞こえてきますよ
1991年9月に目黒区美術館で開催されたおとなのためのワークショップ「水のアラベスク-音のかたち-」の記録映像。吉村さんがさまざまな缶楽器を奏でる様子も見ることができます