Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > Bank Band feat.MISIA『forgive』配信リリース決定 櫻井和寿「東北の方々の力に満ちた歌を、声を聞いて欲しい」

Bank Band feat.MISIA『forgive』配信リリース決定 櫻井和寿「東北の方々の力に満ちた歌を、声を聞いて欲しい」

音楽

ニュース

ぴあ

Bank Band feat.MISIA「forgive」ジャケット画像

続きを読む

Bank Bandが、ゲストボーカルにMISIAを迎えた新曲「forgive」を3月20日に配信リリースすることが決定した。

「forgive」は、本日3月11日に放送されたTBSの音楽特番『音楽の日』にて初披露された。Mr.Childrenの櫻井和寿が作詞、小林武史が作曲&編曲を手がけ、MISIAと櫻井が歌唱を担当している。

レコーディングには小倉博和(Gt.)、亀田誠治(Ba.)、河村“カースケ”智康(Dr.)、四家卯大(vc.)、沖祥子(vn.)、山本拓夫(Sax.)、西村浩二(Tp.)などのミュージシャン達が集結。さらに、石巻好文館高等学校音楽部と石巻メンネルコールがコーラスで参加している。

合わせて、goen°の森本千絵がアートディレクションを手がけ、イラストレーター・黒田征太郎による書き下ろしイラストを使用した「forgive」のジャケット写真が公開された。

小林武史 コメント
東北の大震災から10年経ったと言う節目と、コロナという新たな脅威が1年以上続いている状態を背景にこの曲は生まれました。
ネガとポジは繋がってると思っているけれど、音楽にも様々な陰と陽があって、この曲は少し複雑かなと思うくらいそういった表情を組み合わせて作ったつもりです。 櫻井くんの言葉がそこに想いを描いてくれて、その後、櫻井くんとMISIAがそれぞれと呼応しながら命を吹き込んでいく様は、あっという間の出来事でしたが、本当に圧巻でした。
人間は自然の一部だし、思い通りにも計画通りにもいかない事が多いけれど、何かの強い力に引っ張られていたり、何かの理由があって、突き進んでいるのかとさえ思います。 そんな力にこの時期に立ち会えて、皆さんにお伝えすることが出来て、本当に良かったと思っています。

今回の配信の収益は、ap bankを通して今年8月11日から宮城県石巻市で開かれる3度目のReborn-Art Festivalの運営費として使わせていただきます。
そして、この楽曲自体もReborn-Art Festivalで、現代アーティストやクリエイターとのアート作品として再構成されて発表される予定です。

震災から10年目の3月11日を過ぎても、いろいろな事や想いは続いていきます。この楽曲が「次の未来」「次の僕ら」にさらに繋がっていくように、と思っています。

櫻井和寿 コメント
えんやこら
ここから
はじまるよ

あれから10年
それから今も
大きな流れの前では、小さくて不完全な僕らを
許しながら
それでもやっぱり未来へ力強く漕ぎ出す
そんな歌です

東北の方々の力に満ちた歌を、声を聞いて欲しいです。

MISIA コメント
東日本大震災から変わらず、東北へ心を寄せ、
活動を続けてきたお二人だからこそ生まれた歌だと思います。

「forgive」というメッセージを、今の時代に、今届ける。
その深い想いをしっかりと理解し、一緒に伝えられるよう心を込めて歌いました。

レコーディングは時間がなかったこともあり、皆さんとスタジオに集まり、
櫻井さん、小林さん、私と3つのスタジオで、それぞれがレコーディングしたものを1つ1つ重ねていくような形で行われました。

完成形はミックス作業の時に聞くことになったのですが、
この歌を聞いた方の心を抱きしめるようイメージをして歌った私に対して、
櫻井さんの歌声は「行くぞー!みんな!」と、優しくも力強くひっぱっていくようで、
皆さんと一緒に歌い合って、今を共に乗り越えてゆき、共に笑いあうような、
そんなイメージがワッと広がりました。

次の未来への応援歌として、多くの皆さんへ届くことを願っています。

<リリース情報>
Bank Band feat.MISIA「forgive」
作詞:櫻井和寿 / 作曲・編曲:小林武史
2021年3月20日(土) 配信リリース

Bank Band feat.MISIA「forgive」歌詞

えんやこら
まだだよ
えんやこら
まだいくよ

えんやこら
ここから
えんやこら
はじまるよ
今から

「もういいかい?」
「まだまだだよ」って
子供たちが
かくれんぼしている
可愛らしくて
懐かしくて
束の間 時が止まる

いつも見えない荷物の重さに
身体を屈めながら暮らしてる
誰のせいでもないと分かってて
誰かを責めたり 自分を恨んだりして

爪先立ちして
風のディストーション
身体中に浴びながら放つよ
金網を越えて
何処までも飛んでけ
あの日丸めた未来予想図を
紙飛行機のイメージで
次の僕らへと

「もういいかい?」
「まだまだだよ」って
自分の中のかくれんぼなんか
もうやめた

えんやこら
まだだよ
えんやこら
まだいくよ

えんやこら
ここから
えんやこら
はじまるよ

変わってく事でしか続いてはいかない
それもとうに理解してる
新しい景色を許すことで
それまでの全てが許されるならいいのに

爪先立ちして
風のディストーション
身体中に浴びながら歌うよ
花びらが舞った
きらめく解放区で
明日のためのメロディ奏でよう
金網を越えて
何処までも飛んでけ
あの日消えた未来予想図を

爪先立ちして
次の僕らへと
花びらが舞った
次の未来へと

昨日を許して
次の僕らへと
自分を許して
次の未来へと

声よ響け
次の僕らへと
歌よ響け
次の未来へと

声よ響け
次の僕らへと
歌よ響け
次の未来へと

涙を連れて飛んでけ
次の僕らへと