ウィル・スミス新作、政治的理由でロケ地を変更
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ぴあ海外ニュース
ウィル・スミスの新作『Emancipation』が、ジョージア州で決まっていたロケ地を変更すると発表した。
最近、共和党率いるジョージア州の政治家と共和党員の州知事が、投票しづらくする法律を通したことに抗議してのもの。この新しい法律のもとでは、とくに黒人が投票しづらくなる。通過して以来、ジョージア州に本社を構えるデルタ航空やコカコーラなども批判の声を上げていたが、近年、ここは第2のハリウッドと呼べるほど撮影が増えている場所だけに、映画関係者もボイコットをするべきだとのプレッシャーが強まっていた。今作はその最初の例だ。
『Emancipation』の監督はアントワン・フークア。製作、配信はApple TV+。撮影開始は6月の予定。
文=猿渡由紀