平凡な男がマフィアのボスをあざ笑い挑発 『Mr.ノーバディ』緊迫の本編映像公開
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『Mr.ノーバディ』 (c)2021 Universal Pictures
続きを読む『ジョン・ウィック』シリーズの脚本家によるハードボイルド・アクション映画『Mr.ノーバディ』が、6月11日(金)より全国公開される。この度、本作の本編映像が一部公開された。
『Mr.ノーバディ』の主人公は、平凡な“何者でもないただの男(ノーバディ)”のハッチ。自宅を武装集団に襲撃され、家族を危険に晒されたことで怒りを爆発させると、信じ難いことに、ロシアンマフィアの一員を殺害し、ボスの兄弟に瀕死の重傷を負わせる。そんな予想外の反撃を受けたマフィアのボスは、当然黙っていなかった。
ハッチを演じるのは、海外ドラマ『ベター・コール・ソウル』でゴールデン・グローブ賞とエミー賞にノミネートされ、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』などでも俳優として活躍しているボブ・オデンカーク。共演には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役で知られるクリストファー・ロイド、『トータル・リコール』のマイケル・アイアンサイド、『ワンダーウーマン』のコニー・ニールセンらが配された。
この度公開された映像は、ロシアンマフィアのアジトであるカラオケバーに、ハッチがひとりで乗り込み、ついにボスと対峙するシーン。ハッチは自分の心情を吐露し、互いの確執に決着をつけようとするかに見えて、じつはユリアンの大切なものをすべて焼き払っていた事実を暴露する。ボスは完全にブチ切れるが、ハッチはさらに笑って挑発する。このふたりの止まらない激情は、どこへ行き着くのだろうか。
本作のプロダクションデザイナー、ロジャー・ファイアーズが、最も設営が難しかったと述べているのが、このカラオケバーのセット。「ハッチの世界は有機的で、ユリアンの世界はより合成的であるという違いを作り出す必要があった」と語っている。
『Mr.ノーバディ』
6月11日(金) 公開