「魔法の力がないからこそ、どんなことも私ならできる!」 『ミラベルと魔法だらけの家』日本語版本予告公開
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『ミラベルと魔法だらけの家』 (c)2021 Disney. All Rights Reserved.
ディズニー映画『ミラベルと魔法だらけの家』が11月26日(金)より公開される。この度、日本版本予告が解禁となった。
息を呑むほどの美しい海の映像と、一度聴いたら忘れられない楽曲の素晴らしさで、日本でも興行収入50億円を超える大ヒットとなった『モアナと伝説の海』(2017年)以来4年振りの新作オリジナル・ミュージカルとして公開される本作。ディズニー長編アニメーション60作目を飾る、記念すべき作品でもある。
解禁された日本版本予告で映し出されるのは、かつてキャンドルのもたらす“奇跡”によって魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家の様子。思わず踊りたくなる陽気なラテンのリズムにあわせて動く床や引き出し、滑り台のように形が変わる階段など家中が魔法だらけ。
そんな“魔法だらけの家”に暮らすマドリガル家に生まれる子供たちは、1人1人が特別な個性を持つ「魔法のギフト(才能)」を家から与えられる。さまざまな魔法のギフトをもった家族の中で、たったひとりだけギフトをもらえなかった少女、彼女がミラベルである。
特別な力を持たない普通の女の子であるミラベルと違い、長姉・イサベラは植物を成長させ、花を咲かせる魔法のギフトが家から与えられ、彼女の周りにはカラフルで美しい花が咲き乱れ、周囲の人々を笑顔にする。そして、次姉・ルイーサは 「力(パワー)のギフト」が与えられ、5頭のロバを担ぎ上げ、レンガで出来た橋を簡単に持ち上げてしまうなど、強くて力持ちで優れる働き者として、家族や町の人から頼りにされている。彼女の目には、住人を支える姉や家族たちは何もかも完璧な存在に映り、疎外感や不安を抱えるが、持ち前の明るさで前向きに過ごしていた。
そんなある日、ミラベルは家に大きな亀裂があることに気付く。このままでは世界から魔法の力が失われていく危機が訪れた時「魔法の力がないからこそ、どんなことも私ならできる」と、魔法のギフトがないミラベルが唯一の希望として、勇敢にも立ち上がることを決意。魔法に満ちた美しい世界で、なぜミラベルだけが力を持たないのか、そして魔法だらけの家に隠された驚くべき秘密とは。ひとり勇敢にも立ち向かうミラベルの姿は私たちに「奇跡を起こす方法は、魔法だけじゃない」と勇気を与え、背中を押してくれるだろう。
マドリガル家が暮らす、この鮮やかな世界を作り上げたのは『塔の上のラプンツェル』(2011年)や『ズートピア』(2016年)で監督を務めたバイロン・ハワードと『ズートピア』で共同監督、脚本を手掛けたジャレド・ブッシュ。再びタッグを組んだふたりが、今度はディズニーには欠かせない“魔法”で再び世界を大きな感動の渦に包み込む。
音楽を手掛けたのは、ブロードウェイミュージカル『イン・ザ・ハイツ』(2008年)や脚本・作詞・作曲・主演を務めたミュージカル『ハミルトン』(2015年)でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダ。今やエンターテイメント界に欠かせない存在の彼が『モアナと伝説の海』以来4年ぶりに一体どんな名曲の数々を生み出すのか、そして、それを歌い上げる声優たちの今後の発表にも期待だ。
『ミラベルと魔法だらけの家』
11月26日(金)より公開