激しい慕情につき動かされた、江戸の恋物語を浮世絵で紹介。2022年1月5日(水)より『江戸の恋』を開催
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鈴木春信≪男女図(桜)≫
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すべて見る夢のなかの恋、悩ましき恋、破滅の恋など、浮世絵にも描かれていたさまざまな恋のかたち。そんな江戸の恋物語をテーマにした展覧会『江戸の恋』が、2022年1月5日(水)より太田記念美術館にて開催される。
鈴木春信や喜多川歌麿ら一流絵師が描く、若い男女の初々しい恋、来世での縁を信じて死を選ぶ遊女。見る者をうっとりさせるような美男美女の恋。心中や不義密通、恋の末の殺人など、実際の衝撃的な事件を脚色した歌舞伎や浄瑠璃の愛憎劇も、浮世絵の格好の題材となっていた。
同展では、恋という普遍的なテーマで制作された浮世絵を紹介。甘美な愛の語らいに心ときめかせ、危険な恋の行く末をハラハラと見守る。浮世絵に描かれた恋を通して、一途な思いや嫉妬など、現代人同様に、さまざまな感情を抱いて生きた江戸の人々のリアルな恋愛物語に触れることができる。
【開催概要】
『江戸の恋』
会場:太田記念美術館
会期:2022年1月5日(水)~1月30日(日)
時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:1月11日(火)、17日(月)、24日(月)
料金:一般800円、大高600円
●公式サイト:http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/
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