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山種コレクションの上村松園・松篁作品を一挙公開! 『上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―』展、2月5日より開催

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上村松園 《春のよそをひ》 1936(昭和11)年頃 山種美術館

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1966年、日本初の日本画専門の美術館として開館。2021年に開館 55 周年を迎え、一年を通じ特別展を開催してきた山種美術館。その最後を飾る展覧会『【開館55周年記念特別展】上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―』が、2月5日(土)より開催される。

美人画の名手として知られる女性画家・上村松園(1875-1949)と、その長男で生誕 120 年を迎える上村松篁(1902-2001)。京都で生まれ 育った松園は、早くから頭角を現し、江戸や明治の風俗、和漢の古典に取材した女性像を数多く描いた。文展や帝展など数々の展覧会に出品を重ね、1948 年には女性として初めて文化勲章を受章している。
松園の長男である上村松篁も京都で生まれ育ち、官展を中心に出品を重ねたのち、1948 年には創造美術(現・創画会)を結成して活躍。1984年には文化勲章を受章し、写実を基礎とする、洗練された格調高い花鳥の姿を描き続け、京都画壇を牽引した。

同館創立者で初代館長の山﨑種二は、松園と親しく交流しながら作品を蒐集。代表作である《砧》《牡丹雪》を含む、計 18 点の松園作品を所蔵しており、屈指の松園コレクションとして知られている。

同展では、所蔵する松園の美人画18 点、松篁の花鳥画 9 点を初めて一挙公開するほか、上村家の三代で今も画壇を牽引する淳之の作品も紹介。上村家三代の作品を東京で観られる貴重な機会となる。また、松園と同時代に活躍した鏑木清方や伊東深水の美人画のほか、 同時代に活躍した画家たちによる優品の数々も展観する。

美人画と花鳥画が織りなす、華やかで優美な絵画の世界が堪能できる特別展だ。

上村松園 《蛍》 1913(大正2)年 山種美術館


上村松園 《砧》 1938(昭和13)年 山種美術館


上村松篁 《春鳩》 1980(昭和55)年 山種美術館 (c) Atsushi Uemura 2021 /JAA2100291


【開催概要】
『【開館55周年記念特別展】上村松園・松篁 ―美人画と花鳥画の世界―』
会場:山種美術館
会期:2022年2月5日(土)~4月17日(日)
時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日(3/21は開館)、3月22日(火)
料金:一般1300円、大高500円
※今後の状況により会期・開館時間等は変更する場合がございます。
美術館公式サイト:https://www.yamatane-museum.jp/

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