丸山隆平「このメイクと衣装が気持ちを持ち上げてくれる」 ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』が華麗に開幕!
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ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』取材会より
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すべて見る丸山隆平(関ジャニ∞)が2月3日、東京・EX THEATER ROPPONGIで開幕するブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』の取材会及びゲネプロに出席した。丸山は主人公のヘドウィグ役でミュージカル初挑戦。華麗なドラァグクイーンの衣装に身を包み、「あら、ご機嫌、麗しゅう。皆さん、大変な世の中ですけど、負けないで一緒に戦いましょう」とヘドウィグになりきり挨拶していた。
カメラマンに対しては「あら、たくさん撮ってくれるのね」と喜びの声をあげ、「手応え? お客さんが入ってからじゃないと分からないけど、でもなんか楽しそうだってことだけは分かってるわ」と“ヘドウィグ節”で挨拶を続けたが、共演するさとうほなみ(イツハク役)から「ずっとその感じで?」とツッコミが入ると、「ちょっと、やばいな(笑)」と軌道修正。素の丸山に戻り、「ミュージカル初挑戦なんで、どういう自分が湧き上がるのか、お客様の反応も含めて楽しみ。こういう状況で、いろんな制約がありますが、生の臨場感を楽しんでいただければ」と期待を寄せていた。
ヘドウィグに変身した自身の姿については「プロの技術ってすごいなと実感」と語り、「このメイクと衣装が気持ちを持ち上げてくれる。助けられ、支えられています」と感謝の意。先日ファイナルを迎えた全国ツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」と並行し、本公演の稽古に臨んだといい「自然と体づくりができた」。それでも、不慣れなハイヒールには苦戦したそうで「思ったより高くて、動きも制限される。女性の気持ちが分かった」と話していた。
また、役作りのため「これから脇と脛の断髪式をする」とも明かし、報道陣に“断髪”前の脇を披露するサービスも。メンバーからもさまざまな形でエールが届いているといい「村上くん(村上信五)は、北京から『応援してるぜ』ってメールが来ました。横さん(横山裕)は寡黙なんで、終わってから『お疲れ』って連絡が入るはず」と笑顔を見せた。コロナ禍での上演となるが「感染対策もしていますし、こういう世の中だからこそ、こういう劇が届くんじゃないかなと。無理のない範囲で来ていただき、お客様の中にたまっているものを発散させて帰すんで、お楽しみに」とアピールした。
1997年にオフ・ブロードウェイで誕生し、その後映画化もされたミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。少年ハンセルがアングリーインチという悲しみを抱え、性別を超えたドラッグクイーン・ヘドウィグとしてロックバンドのライブステージに降臨。物語は、そのヘドウィグによって、これまでの生い立ちと現在の心情を表す歌ととともに、一人語りで進行していく。2年ぶりとなる日本での上演では、生みの親であるジョン・キャメロン・ミッチェルがリモートで演出を手掛けた。
取材・文・写真=内田涼
【公演概要】
ブロードウェイミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』
作・演出:ジョン・キャメロン・ミッチェル / 作詞・作曲:スティーヴン・トラスク
アドバイザー:鈴木勝秀
出演:丸山隆平 さとうほなみ
BAND:GUITAR / 山岸竜之介 GUITAR / イイダケイスケ BASS / FIRE DRUMS / ナガシマタカト KEYBOARD / Robin
■東京公演
公演期間・会場:2022年2月3日(木)~13日(日) 全14回公演・EX THEATER ROPPONGI
■大阪公演
公演期間・会場:2022年2月16日(水)〜19日(土) 全7回公演・Zepp Osaka Bayside
■福岡公演
公演期間・会場:2022年2月23日(水・祝) 13:00 / 17:00 全2回公演・Zepp Fukuoka
■名古屋公演
公演期間・会場:2022年2月25日(金)~27日(日) 全4回公演・Zepp Nagoya
■札幌公演
公演期間・会場:2022年3月2日(水) 14:00 / 18:00 全2回公演・Zepp Sapporo
■東京凱旋公演
公演期間・会場:2022年3月4日(金)~6日(日) 全4回公演・Zepp DiverCity
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