【ライブレポート】筋書きなし、予測不能な新たなエンターテイメント『COREMANIA』 第一弾に10-FEET×SUPER BEAVERが登場!
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『COREMANIA』キービジュアル
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異色の組み合わせによる2組のアーティストが、自分たちの好きなように演奏とトークを自由に楽しむ対バン型ミュージックリアリティショー『COREMANIA』。
超個性的なコンセプトを掲げたこの番組の“#1”が、2022年1月29日(土) 21:00~に放送された。記念すべき第1回のアーティストは“10-FEET×SUPER BEAVER”。
筋書きなし、予測不能の謎に包まれていた全く新しいエンターテイメントがついにスタートした。
『COREMANIA』には台本がなく、MCも不在。出演アーティスト2組だけで進行するというこれまでに類を見ないプログラムだ。2021年の年末に番組のコンセプトや制作背景の発表とともに、#1-#3までの出演アーティストが突如発表され、番組スタート前からSNSを中心に多くの反響をもたらした。ユーザーは専用のアプリをダウンロードして視聴。
普段は見ることができないアーティストの姿、トーク、演奏をまるでその場で参加しているような感覚で楽しむことができる。また、複数名での同時視聴や、アクションスタンプを贈ることで配信を盛り上げることも可能だ。
“10-FEET×SUPER BEAVER”はメンバー同士のトークから。
TAKUMA(10-FEET / Vo&G)の「どうなるか、1回目が大事やん?」からはじまり、リラックスした対話が繰り広げられる。それぞれが好きなドリンクを楽しみしながら、「今日は先輩に任せちゃおうと思って(笑)、丸腰で来ました」(渋谷龍太 / SUPER BEAVER / Vo)と最初は“探り探り”の様子。
「ギター持ったときに、なんとなく鳴らしてしまうコードってある?」(TAKUMA)
「あります。俺、Eマイナーですね」(柳沢亮太 / SUPER BEAVER / G)という話題あたりから徐々に音楽モードに入り、「ウルサイやつ、やる?」(TAKUMA)という言葉から、10-FEETの3人がいきなり代表的なアッパーチューンを披露。TAKUMA、NAOKI(10-FEET / B)はソファに座ったままで演奏し、SUPER BEAVERの4人は拳を突き上げながら笑顔で楽しんでいた。
それに応えるように渋谷がメンバーに「10-FEETにアイラブユーを伝えますか?」(渋谷)と話しかけ、自身のヒットチューンを演奏。ふだんのライブとはまったくシチュエーションが違うが、生々しいバンドサウンドと歌によってオーディエンス(視聴者)の気持ちをグッと惹きつける。演奏しているときの表情や手元、歌詞の一つ一つをしっかりと感じ取れることも、この番組の魅力だろう。
1曲ずつ演奏したことですっかり打ち解けた7人は、「これ贅沢やわ」「一緒に歌ってもうた」「しかも音楽に集中してるよな」「テラスハウスみたいやわ」「どんなテラスハウス見てたんですか」と自由気ままにおしゃべり。
その後も気分と雰囲気に任せながら、お互いの楽曲を演奏していく。1曲ずつ演奏することで、お互いの音楽性や世界観が際立っていく様子もスリリングで楽しい。
活動を開始した時期こそ違うが、両者はともにバンドシーンを象徴する存在だ。
1997年に結成された10-FEETは、メロコア、ヘビィロック、レゲエなどを自由に取り入れたハイブリッドな音楽性によって注目を集め、2000年代のロックシーンを牽引するバンドの一つに。2008年に初めて開催された主催フェス「京都大作戦」は、今や関西を代表するフェスとして幅広いオーディエンスから支持されている。
一方のSUPER BEAVERは2005年に結成。メジャー、インディーズでの活動を経験し、2020年にメジャー“再契約”を果たすと、「愛しい人」「名前を呼ぶよ」などの話題曲を次々と発表。昨年は初のアリーナツアーを成功させるなど、コロナ禍のなかで大きな飛躍を遂げた。特にオーディエンスと“1対1”で向き合い、音楽を共有することで生まれるライブの一体感は圧倒的だ。
バンドというスタイルを追求する姿勢、聴き手と対峙する覚悟など、共通点も多い両者。“自分たちの好きなように演奏とトークを自由に楽しむ”というコンセプトによって、お互いの素の部分が露わになり、バンドとしての魅力がダイレクトに感じられることこそが、この番組の醍醐味だろう。
番組の中盤には渋谷が「高校の頃に10-FEETの曲をカバーしたけど、難しくてできなかったんですよ」(渋谷)というエピソードを明かし、そのまま2バンドで“SUPER BEAVERがカバーできなかった曲”をセッションする超貴重なシーンも。曲を重ねるにつれて、お互いのテンションが上がっていく様子も印象的。
「想像してた遥か遥か上をいった。打ち上げとライブを同時にやるって、すごいよ」「バンド内のグルーヴはたまに感じるけど、他のバンドとのグルーヴを感じることはあまりないから。今日は音楽しました」(渋谷)という言葉からも、このプログラムへの手応えが伝わってきた。
さらに後半でもお互いの音楽観、バンドへの思いが感じられるようなトークがたっぷり。
引き続き、絶賛配信中でチケット販売は2月19日(土) 21:00まで。
10-FEET、SUPER BEAVERのファンはもちろん、幅広い音楽リスナーにぜひ追体験してほしい。
Text:森朋之
『COREMANIA』#1 10-FEET×SUPER BEAVER トレーラームービー
<公演情報>
#1 10-FEET×SUPER BEAVER
配信期間:2月26日(土) 23:00まで
視聴チケット価格:1,980円(税込)※7日間見放題
発売期間:2月19日(土) 21:00まで(チケットぴあ)
詳細ページ:
https://coremania.tokyo/events/ddEY6SHTkrnP44y
#2 Dragon Ash×Creepy Nuts
初回放送:3月5日(土) 21:00〜
配信期間:3月5日(土) 21:00〜4月2日(土) 23:00まで
視聴チケット価格:1,980円(税込)※7日間見放題
発売期間:3月26日(土) 21:00まで(チケットぴあ)
詳細ページ:
https://coremania.tokyo/events/deTYwrSC7syDrtq
#3 奥田民生×BiSH
初回放送:3月26日(土) 21:00〜
配信期間:3月26日(土) 21:00〜4月23日(土) 23:00まで
視聴チケット価格:1,980円(税込)※7日間見放題
発売期間:4月16日(土) 21:00まで(チケットぴあ)
詳細ページ:
https://coremania.tokyo/events/deTYEydZWjzUBJd
【チケット購入・視聴情報】
・App Store:
https://apps.apple.com/jp/app/coremania/id1593966244
・Googleストア:
https://play.google.com/store/apps/details?id=tokyo.coremania.android
※チケットはWebで購入いただけます。
コンテンツを視聴するためにはAppが必要です。(一部PCブラウザでも視聴可能)
オフィシャルストア:
https://coremania.stores.jp
関連リンク
『COREMANIA』オフィシャルサイト:
https://coremania.tokyo
『COREMANIA』Twitter:
https://twitter.com/COREMANIA_staff
『COREMANIA』Instagram:
https://www.instagram.com/coremania_official/
『COREMANIA』YouTube:
https://www.youtube.com/channel/UCrSB9Ha8ffw6j9K-Q5zYynA