田崎史郎＆プチ鹿島をゲストに迎えたスペシャルトークも　大島新監督作『香川1区』限定生配信が決定

大島新監督作『香川1区』が現在ロングラン上映中だ。この度、本作のスペシャルトーク付きの生配信の開催が3月5日(土)に決定した。

本作は、2020年に公開された衆議院議員・小川淳也氏（50歳・当選5期）の初出馬からの17年間を追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』の続編的位置付けの作品。全国最注目といわれる「香川1区」の選挙戦を与野党両陣営、各々の有権者の視点から描き出す。

選挙区「香川1区」で小川の前に立ちはだかったのが、自民党の平井卓也議員（63歳・当選7期）。平井氏は3世議員で、地元でシェア6割を誇る四国新聞と西日本放送（日本テレビ系）のオーナー一族。現在も平井氏の弟が四国新聞社の社長を務め、母親が社主という地元では誰もが知る「香川のメディア王」である。一方の小川は、「地盤・看板・カバンなし」の「パーマ屋（美容室）のせがれ」。

前回2017年の総選挙では“希望の党騒動”が勃発するも、両者の票差は2000票にまで縮まり（当確ラインは約8万票）、平井氏が辛勝。その後、小川は統計不正についての国会質疑で注目を集め、映画が話題になったこともあり、知名度は全国区に広がりつつあった。

一方、平井氏は2020年9月に菅義偉政権が誕生すると、内閣の目玉である「デジタル改革担当大臣」に就任。保守地盤である香川の有権者にとって、「大臣」の名は絶大だ。もはや平井氏の地位は盤石、小川の苦戦は免れない…と思いきや、大臣として注目を浴びる平井氏はオリパラアプリに関する不適切発言などによって新聞や週刊誌のスクープの標的となっていく。そして公示直前、この激戦区に日本維新の会から町川順子氏が名乗りを上げた。香川1区はさらに混沌の渦に巻き込まれていく。

決定した生配信は、本作の上映とまん延防止等重点措置が重なってしまい、観に行けないという声を受けたもの。本編上映後には大島監督が、政治ジャーナリスト・田崎史郎、時事芸人・プチ鹿島をゲストに、前田亜紀プロデューサーを交えたスペシャルトークを展開する予定だ。

■配信情報
『香川1区』スペシャルトーク付き限定配信
3月5日(土)
18:30～本編ライブ配信開始
21:10～スペシャルトーク開始
22:10～トーク終了予定

※2月28日(月) 18時より販売開始。

※3月13日(日)24時までアーカイブ視聴可能。

料金：2,200円（税込）

プラットフォーム：PIA LIVE STREAM
https://w.pia.jp/t/kagawa1ku/