世界の形態が変容する今、金氏徹平が新たに「彫刻」を問う! 市原湖畔美術館にて個展開催
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《S.F. (Summer Fiction) 》,2018(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018) Photo: Keizo Kioku
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すべて見る現代社会で再生産され続ける情報のイメージを、フィギュアや雑貨を用いリズミカルに展開させる彫刻家・金氏徹平の個展が、4月16日(土)より千葉・市原湖畔美術館にて開催される。
近年、文学や演劇など、ますます多様な領域を横断し、さまざまなコラボレーションに取り組んできた金氏。同展では、あらためて “彫刻” に向かいあう「S.F.」シリーズの最新作《S.F.(Something Falling/Floating)》を公開するほか、ニューヨークのジャパン・ソサエティで好評を得た日本初公開となる《Smoke and Fog (Roadside Noguchi)》、市原市内を巡り収集した使用済みのコンクリートや石など、自然と人為の狭間にある素材、物質をコラージュした新作などを展示。「切断」することによって新しい「接続」へと向かおうという意欲的な取り組みを立体、平面、約50点で展観する。
人工湖のほとりにたたずむ、バブルの遺産建造物から誕生した美術館を舞台に展開する、金氏徹平の “S.F.ワールド” を体感したい。




【開催概要】
『金氏徹平 S.F. (Something Falling/Floating)』
会期:2022年4月16日(土)~2022年6月26日(日)
会場:市原湖畔美術館
時間: 10:00~17:00、土曜・祝前日9:30~19:00、日祝9:30~18:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日休)
料金:一般1,000円、大高・65 歳以上800円
美術館公式サイト:https://lsm-ichihara.jp/
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