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GWに行きたい、アート+新緑が楽しめるおすすめ美術館7選

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DIC川村記念美術館 撮影:高橋マナミ

遠出をしたいけど、なんとなく出かけづらくもある昨今。ちょっとだけ足を延ばして、アート鑑賞+αで目の保養をしては? ここでは編集部おすすめの自然も満喫できる郊外の美術館を紹介する。

※新型コロナウイルスの影響により、記事内の情報が変更になる可能性があります。事前に公式HP等で確認してからお出かけください。

【神奈川】岡田美術館

伊藤若冲《孔雀鳳凰図》(部分)江戸時代 宝暦5年(1755)頃 重要美術品【前期展示】

箱根・小涌谷にある岡田美術館では、12月18日(日)まで伊藤若冲や速水御舟ら同館の名品を四季に合わせて公開する『花鳥風月 名画で見る日本の四季』を開催中(前期:~7月10日(日)。後期:7月16日(土)~)。箱根の自然を五感で感じることのできる庭園があるほか、美術館併設の足湯カフェでは、5月8日(日)まで期間限定季節湯「しょうぶ足湯」が体験できる。また、展示室へのスマホなどの記録媒体持ち込み不可なため、じっくりアートと向き合う時間を楽しめそうだ。

菖蒲湯イメージ

岡田美術館(https://lp.p.pia.jp/event/art/226594/index.html
アクセス:箱根湯本駅から伊豆箱根バス(のりば①)・箱根登山バス(のりば②)約20分または、小田原駅より箱根登山バス(のりば③H路線)・伊豆箱根バス(のりば⑤)約40分、「小涌園」下車すぐ
※美術館入館者は足湯無料、足湯のみの利用の場合500円(税込)が必要

【神奈川】ポーラ美術館

クロード・モネ《睡蓮》1907年

2002年に「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに神奈川県箱根町に開館したポーラ美術館。印象派から20世紀にかけての西洋絵画を中心としたコレクションを核とする展覧会を開催する一方で、 現代美術の第一線で活躍する作家たちの作品も展示し、 同時代の表現へと展望を拡げている。9月6日(火)までは、近代と現代をつなぐ新収蔵作品を一挙初公開する開館以来最大規模の展覧会『ポーラ美術館開館20周年記念展 モネからリヒターへ ―新収蔵作品を中心に』を開催中。屋外の「森の遊歩道」にも作品が展示されており、自然の中を散策しながら、宝さがしのようにアート鑑賞を楽しむことができる。

ロニ・ホーン《鳥葬(箱根)》2017-2018年 ©Roni Horn ©Nagare Satoshi

ポーラ美術館(https://lp.p.pia.jp/event/art/229161/index.html
アクセス:箱根登山鉄道強羅駅より施設巡りバス湿生花園行ポーラ美術館下車すぐ

【千葉】DIC川村記念美術館

フリーデル・ズーバス《捕らわれたフェニックス》1982年 オードリー&デイヴィッド・マーヴィッシュ蔵 © 2022 Friedel Dzubas / ARS, New York / JASPAR, Tokyo G2749

千葉県佐倉市にある20世紀美術を中心としたDIC川村記念美術館では、1950年代後半から60年代、アメリカを中心地として発展した抽象絵画の潮流「カラーフィールド」の代表作を紹介する『カラーフィールド 色の海を泳ぐ』を開催中。北総台地の自然と調和した広々とした庭園も見どころのひとつで、芝生の広場や、水鳥も訪れるモネの作品を思わせるスイレンの池など、緑豊かで穏やかな景色に気分もすっきり。

DIC川村記念美術館(https://lp.p.pia.jp/event/art/228262/index.html
アクセス:東京駅から直行高速バス60分/JR佐倉駅、京成佐倉駅より無料送迎バスあり
※美術館は日時指定予約が必要、庭園のみは予約不要

【千葉】市原湖畔美術館

金氏徹平《ボイルド空想(マテリアルの ユーレイ)#21》,2017年 高橋龍太郎コレクション

千葉県一の貯水面積を誇る高滝湖を望む市原湖畔美術館。6月26日(日)まで、現代社会で再生産され続ける情報のイメージを、フィギュアや雑貨を用いリズミカルに展開させる彫刻家・金氏徹平の個展『金氏徹平 S.F. (Something Falling/Floating)』を開催中。
建築と一体となったアート作品や、自然や景観を活かしたアート作品を展開している。

Photo:遠藤匡

市原湖畔美術館(https://lp.p.pia.jp/event/art/231065/index.html
アクセス:小湊鉄道高滝駅下車徒歩約20分またタクシーで約3分

【埼玉】埼玉県立近代美術館

制作:黒川紀章建築都市設計事務所《埼玉県立美術館(仮称) 建設工事基本設計図(立面図)》1979年

北浦和公園内にあり、黒川紀章が設計を手掛けた・埼玉県立近代美術館では、5月15日(日)まで、開館40年を迎える美術館そのものに焦点を当て紹介する『開館40周年記念展 扉は開いているか』を開催中。館内には、数多くのグッド・デザインの椅子、公園内には、さまざまな素材の立体作品が展示されているほか、メロディーに合わせて表情がかわる音楽噴水が人々を楽しませている。取り壊し作業が始まり話題を呼んでいる黒川紀章設計の「中銀カプセルタワービル」の「カプセル」部分の屋外展示も!

埼玉県立近代美術館(https://lp.p.pia.jp/shared/cnt-s/cnt-s-11-02_1_b7cb9a8f-aad7-421b-a07c-8b13e6424e37.html
アクセス:JR京浜東北線北浦和駅西口徒歩3分

【東京】町田市立国際版画美術館

鈴木賢二《署名》1960年、町田市立国際版画美術館

豊かな緑と水の中に彫刻が点在する芹が谷公園の一角に建つ、世界でも数少ない版画に特化した美術館・町田市立国際版画美術館では、7月3日(日)まで、知られざるふたつの民衆版画運動の全貌に迫る『彫刻刀が刻む戦後日本―2つの民衆版画運動』が開催中。
公園内には、ジャブジャブ池や、ターザンロープなど各種遊具のある冒険広場、多目的広場、四季を通じて色とりどりの花が咲く花壇等もあり、子供と一緒に楽しめる。

町田市立国際版画美術館(https://lp.p.pia.jp/event/art/231065/index.html
アクセス:小田急線・JR町田駅徒歩15分

【東京】根津美術館

尾形光琳筆《燕子花図屏風》(左隻) 日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵

東京・青山という地にありながら17,000㎡にもおよぶ庭園も楽しめる根津美術館も、新緑が美しいこの時期は特におすすめ。GW期間中は、国宝《燕子花図屏風》とともに茶道具の名品を公開する特別展『燕子花図屏風の茶会-昭和 12 年 5 月の取り合わせ-』が開催されている。庭園のカキツバタの開花に合わせて《燕子花図屏風》を公開する春の恒例企画だが、過去2年はコロナ禍により中止となった。実に3年振りとなる《燕子花図屏風》とカキツバタの競演を心ゆくまで堪能したい。

庭園内のカキツバタ

※開花時期については根津美術館Twitter(https://twitter.com/nezumuseum)にて確認を

根津美術館(https://lp.p.pia.jp/event/art/231023/index.html
アクセス:地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅下車A5出口徒歩8分/都バス渋88 渋谷~新橋駅前行「南青山6丁目」駅下車徒歩5分
※日時指定予約が必要

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