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SUPER★DRAGON 飯島颯・田中洸希・池田彪馬 インタビュー「新しい可能性がまたひとつ増えた」

音楽

インタビュー

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左から池田彪馬、田中洸希、飯島颯 撮影:友野雄

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「SUPER★DRAGON LIVE TOUR 2022 -F2F」を4月23日に終えたばかりのSUPER★DRAGON。そんな彼らから嬉しいニュースが! 5月11日リリースの新曲『Brand New Music』を皮切りに毎月も新曲を連続配信が決定。新たな目標を掲げ、ファンと共に2022年を走り続けます。
今回はメンバーの飯島颯さん、田中洸希さん、池田彪馬さんに終わったばかりのツアーのこと、連続配信1曲目となる『Brand New Music』の魅力についてお聞きしました。

ツアーを終えて「新しい可能性がまたひとつ増えた」

左から飯島颯、田中洸希、池田彪馬

――先日、ツアーが終わったばかりですが、振り返ってみての感想などお聞かせください。

飯島颯(以下、飯島) しっかりと全国を回るツアーが久し振りだったので、まず全国のBLUE(SUPER★DRAGONファンの総称)に会いに行けたという嬉しさがありました。内容としても、わりと今回『Force to Forth』のアルバム曲を引き立たせるような世界観には仕上がっているんですけど、曲数も多かったり、ハードな内容になっていたので、そういった意味でこれを乗り越えられたっていうのはすごく自信に繋がったなと思います。

池田彪馬(以下、池田) アルバムの制作に自分たちも今まで以上に携わった部分が大きかったので、アルバムに込めたメッセージや自分たちが込めた想いを前面に出し切れて、やりがいを感じられたものすごくいいツアーだったな、と思います。

田中洸希(以下、田中) 今回のツアーに関しては、僕たちもすごく思い入れがあったので、感じたことを前面的に出したツアーでもありました。ライブが待ち遠しくもありましたし、あっという間でもあって、思い出深いツアーにはなりましたね。

――アルバム制作中はメンバー間で話し合うことも多かった、ということなんですが、ライブではいかがでしたか?

田中 今回は、そもそものステージ構成自体がシンプルだったので、僕たちのパフォーマンス力が大事になってくるところではありました。パフォーマンスが映し出されたモニターを観て決めていくっていうのは今まであまりなかったことだし、メンバーが振りを作ってくれたりもしているので、アドバイスもあったり。
颯くんはメンバーのことを見て、指摘してくれたりもしたし。今回のツアーに関してはメンバー同士の意見交換は活発でしたね。いろいろみんなで向上し合えたのかな、と思います。

飯島 『Force to Forth』収録の『Bad Day』の振り付けに携わったんですけど、みんなと一緒に踊ってる景色を想像しながら作ってきたので、ツアーでその景色が見られて、またひとつ振り付けの自信にもなりました。自分自身はまだまだなんですけど、もっといい振り付けを作っていきたいな、という気持ちが湧いてきたので、そういう意味でいいツアーだったな、と思います。

――振り付けをやることで、見方が変わったりということもありましたか?

飯島 もちろん、ツアー全体を通してどういった構成か、演出か、というのはもともと演出家の方だったり、説明を受けてやっているので、そこは把握して挑んでいるんですけど、自分が携わることによって、もっと理解度が上がったり、自分の視野が広がったっていうのはあります。

池田 セットリストの打ち合わせをする段階では、あらかじめスタッフさんにまず土台をいただいてから、僕たちが提案するっていう流れだったので、それに関しては、完全にイチからっていう感じじゃなかったんですけど、自分たちのアイディアも出して、メンバーでものすごく話し合いました。
もちろん新しい意見、新しい見せ方も取り入れつつだったんですけど、譲れない部分や、スパドラのライブはこういうものだよね、とメンバーが自覚していた部分があったので、そこは取り入れつつ。今まであるものと新しいものを融合させたセットリストになっていたので、可能性がまた一つ増えたような構成になりましたね。

今までとは違うテイストのスパドラを楽しんでほしい

――新曲『Brand New Music』ですが、こちらはどういったコンセプトの楽曲になるのでしょうか。

飯島 楽曲自体、本当にポップで。いろんな不安を本当に忘れさせてくれるような、心が躍る、明るい楽曲に仕上がっていると思います。振り付けも含めて、ぜひライブで一緒にBLUEのみんなと楽しみたいなっていう曲になりましたね。

――ダンスやボーカル、全体のパフォーマンスについてなど、注目してほしい部分を教えてください。

池田 最近、他のダンス&ボーカルユニットでもこういう明るい楽曲が増えてるなと感じているんですけど、意外と僕たちにとっては挑戦的な楽曲なんですよね。今までは尖っている音楽だったり、かっこよさを中心に出してきた部分があったので。
この曲を単体で聴いていただくのももちろん、スパドラの他の曲と比較していろんなギャップに注目していただけるといいなと、思いますね。

田中 僕たちの曲の中でもここまで明るいダンスチューンは今まであまりなかったので、新しい感じではあるんですけど、それこそ僕らが楽しげに歌って踊ってるっていうのを観ていただければ。

飯島 振り付けに関しては僕ら自身のフォーメーションダンスという特徴は活かしつつ、BLUEのみんなも真似できるようなポイントがあるので、ぜひそこはみんなと一緒にやれたらな、と思います。
それこそツアーのセットリストでは割と重めというか、メッセージをしっかりと伝えて、かつ攻撃的になったり、という印象の強い楽曲が多かったので、その中でまた違ったテイストをもたらしてくれる楽曲の一つになるのかな、と感じています。

――重めの曲が多い中で、今回のような明るい曲、というところでパフォーマンスするみなさんとしても気持ちが弾んだり?

飯島 そうですね。MV撮影も終わってるんですけど、本当に純粋にメンバー自身、楽しんでやっていました。この曲のメッセージでもある、つらいことだったり不安だったりを忘れて楽しもうということを伝えるには、やっぱり僕らが楽しんでいる様子を届けるのが一番だと思うので。

――MV撮影で印象的だったことなどあれば、ぜひお聞きしたいです。

田中 基本的にダンススパートとそれぞれのリップシーン、というシンプルな撮影ではあったんですけど、ソファーの前にカメラが置かれて、フリーに動いていいよ、っていうパートがあったんです。そこの撮影が楽しかったですし、あと(志村)玲於くんがすごく暴れてたなっていう印象があります(笑)たぶん、MVにも使われると思うんですけど。

池田 天気がよかったな、という思い出がありますね。『ワチャ-ガチャ!』のMVが快晴の中でキラキラしていたんですけど、今回も。こういうの久しぶりだな、って懐かしい感じでした。

田中 徐々に天気がよくなっていったよね。

池田 確かに。最初はあんまりだったけど。

飯島 MVの撮影地が吹き抜けで、海がすっごく綺麗に見える場所で。そこをバックにみんなで快晴の中、踊ったので本当に曲に合ったMVになってると思います。

3人が考える自分の“ブランディング”

――『Brand New Music』の『Brand』にかけて、みなさんそれぞれが思うご自身の魅力だったり、アーティストとして確立されているブランディングについて教えてください。

田中 ブランディングの塊ですね、彼は。

池田 いやー、こだわりが強いっていうだけなんですけど……。
正直、結成当初は無我夢中についていくだけで精一杯だったので、こういう自分でありたいという理想像みたいなのは見えないままだったんです。けど、年齢を重ねるごとに自分が思い描く像と、自分を照らし合わせてこだわりが強くなっていって、今があるんですけど……。
私生活とかあんまり語りたくないんですよ。もちろん人によって、例えば親近感を持ってもらうことでで、もっとより近づけるとかもあると思うんですけど、それは自分の理想像とは違うな、とか結構いろいろ考えながらやってるところが多いですね。

――以前のインタビューでは、ひとりで向き合ってる時間が多いというふうにおっしゃっていましたが……。

池田 多いですね。だから相談もあんまりしないです。
ご飯に行くときとかもメンバーの相談に乗ることが多いので。仕事との両立についてとかは颯くんとか、相談にのってもらったりすることもあるんですけど。
自分の理想像についてどうしたらいいか、ということは自分の中で解決しようとしますね。

――飯島さんや田中さんから見ていかがですか。

飯島 本人が言ってるとおり、自分の理想像へのこだわりっていうものはすごくあって。その中でも見えないところで努力してるのがすごい伝わってくる。成功する人はやっぱり努力していたり、見えない部分で頑張ってると思うので、彪馬ががんばっている姿っていうのは、刺激をもらいます。好きですね。

田中 僕もこだわりは強いほうなんですけど、ちょっと投げやりなんですよね。
けど、ちゃんとそのこだわりを自分の中で大事にして、向き合ってやってるっていうのはすごいなと思います。

――田中さんはご自身のブランディングについてはいかがですか?

田中 僕で言ったら……毎公演、必ず見た目を変える。同じにしたくないとか、中途半端なのは嫌だとか。
例えば髪がちょっと伸びてきた、とかでも嫌なんです、絶対。だから何か撮影があると前日か、その2日前までには必ず美容院に行くとか。そういうこだわりはすごく大切にしてるので、手を抜きたくないな、というのはあります。

飯島 うん、美意識が高いよね。

田中 自分が気にしているところで、何か抜けていて指摘されるのが自分としては傷つくし、嫌なので、完璧にしたいですね。

飯島 彪馬もだし、スパドラは完璧主義、多い気がします。
洸希はステージでの立ち居振る舞いや見せ方は参考にしたいな、っていうぐらい。洸希にしか出せないような表情もあるので、そこは魅力だな、と思いますね。

池田 ステージ上での見せ方みたいなのは、めっちゃ研究するタイプなんですよね。すごく尊敬します。ずっとやっていると、やっぱりダメな部分とか見えてきちゃうじゃないですか。それをちゃんと改善しようとして、改善して、ステージで魅せられるのは大事なところだと思うので、すごいですよね。

田中 それがちゃんと伝わっていたのが嬉しいですね。

――飯島さんはご自身についていかがですか。

飯島 ブランディングまではいかないかもしれないですけど、逆に僕はBLUEのみんなに寄り添うことはわりと意識していますね。『Bad Day』の振り付け講座をインスタライブでやったり。セットリストやMCもそうですけど、BLUE目線になって考えることは多いですね。
最初のころに比べると需要に応えすぎるのもどうなんだろう? って気をつけるようにはしているんですけど、やっぱり、コロナ禍だったりという場面ではしっかりと寄り添っていかないとな、とは思っていました。

池田 BLUEに対して寄り添う姿勢は尊敬します。コミュニケーションをとる機会を積極的に作っているので、本当にアイドルの鑑だな、というのは思いますね。すげえなあ、って。

田中 僕もインスタライブとか結構やるんですけど、やっぱり寄り添い方がすごくちゃんとしていて。やっている身からすると完璧にできるのが本当にすごい。

池田 なんかわかるわ。いやらしく見えない。

田中 そうそう。

池田 親近感っていうのかな、なんていうんだろう、自然なんですよね。

田中 本当に心からこんなに届けてるんだな、っていうのが伝わってきて。

池田 僕が急にコメントたくさん読んだりすると引かれるし、絶対。

田中 何か急に狙いに来てる、って。

池田 ……ってなってしまうと思うんですよ、絶対。

田中 そうそうそう。そうそうそうって、僕があんまり言うのも……(笑)

池田 すっごい傷ついた(笑)

田中 ははは!

池田 だから本当にわかる。そういうのって、確立されてないと絶対にできないんですよね。

飯島 僕もやっているときに、そんな「これをここでやって、ここでコメントを読んで……」とか考えているわけじゃなくて。そういった寄り添いたいっていう気持ちはあるんですけど、自然とここで配信したいな、と思って楽しんでやっています。
そこは全然、苦にならない分、ブランディングっていう言い方も合ってるか分からないくらいですね。

――飯島さんは日に日に落ち着きが増しているというか。

池田 そうそう。

飯島 でも最初は自信がなかった気がします。結成時は、それこそ立ち居振る舞いに現れている気がするんですけど。自分のスキルに自信をもっているとかそういうわけではないんですけど、ステージ上だったり、ダンスのときは自分が一番だぞ、って思わないと。そこは堂々としていよう、というのは心がけていますね。

5月ならではの悩みに3人が回答!

――新曲がリリースされる5月11日あたりはちょうどGW明けです。この時期ならではの悩みにみなさんからのアドバイスをいただければと思います。 まずひとつめ。「五月病のときにやる気を出す方法は?」

田中 無理しなくてもいいんじゃないかな。好きなことをするのが大事なんじゃないですかね。今は我慢してがんばる、というのも大事だと思いますけど、我慢したところで、多分、あんまりいい気分にはならないんじゃないかな。疲れたら、休息は大事だと思います。僕は逆に休息しかしないタイプなんであれなんですけど。でも、そういうふうにできたらいいなと思うので、僕ができない代わりにやってください(笑)

――ふたつめ、「仕事で失敗して怒られたときに立ち直るには?」

田中 あ、知りたい、それ。

池田 怒り返す。

飯島・田中 (笑)

田中 強いなー!

飯島 だいたい上司からとか、上の立場の人からだよ、怒られるの。難易度高い。

池田 気持ちを抑えないというか。
あと僕は別に愚痴は言っていいと思っているので、友だちや家族に言う。吐き出すという意味でひとつの方法かな、って。

――みっつめ、「新生活で周りに埋もれがち。自分の個性を出すにはどうしたらいいでしょう?」

田中 でも、第一印象で決められるの嫌じゃない?

池田 それは思う。めっちゃ怖がられるんですよね。

田中 それで言うと、僕もです。

池田 それはね……そうっすよね。

田中 お前が言うなよ!(笑)

池田 いや、でも難しいですよね。

飯島 難しいけど、埋もれがちなのは、勇気を出して一歩踏み出すのがちょっと恥ずかしいからかも。
「スベったり、失敗しちゃったときに、どうしよう」ということを考えてしまってあんまり踏み出せない方が多いと思うので、あえて、そこで一歩踏み出すことが何か大事なのかな。 それが結果として悪い方向になっちゃったとしても、失敗がまた次の糧になると思うので、悩んでるんだったら踏み出すのがいいですよね。

池田 大人……。

田中 大人な意見だ……。

――「新生活、新しい出会いもあると思いますが、『この人と友達になりたい!』というときにどうしますか?」

池田 「うぇ~い」っていく。

田中 (笑)

飯島 それはもう仲良いよね。うーん、なんだろうなあ。

田中 僕は結構話しかけてくれるのを待っちゃうタイプなので。でも、声をかけてくれる人たちは大体、興味津々に自分のことを聞いてきてくれたり、明るい人が多いんですよ。
だから気になったら元気に声かけたほうがいいと思います。

――「うぇ~い」と……。

田中 ……はちょっとチャラくて嫌ですけど(笑)

池田 いいじゃん!(笑)

田中 でも、明るく声をかけてもらったら、自分も明るく返せるので。暗く返すのも申し訳ないじゃないですか。

――では最後です。怖い先生や上司に萎縮してうまく話せないとき、どうしたらいいと思いますか。

池田 同じ人間だと思う。

――強い……!

池田 怖くても、偉い立場にいても、同じ人間なら思っていることを言えるんじゃないかな。
普段は礼儀とかも大切だとは思うんですけど、自分が何か言いたいときや思っていることを言えないな、と思ったときに、一対一の人間として考えるというのは自分も私生活の中で使ったりするので。

田中 頭ではわかるけど、できるのがすごい。思っても実践できないタイプだから。

池田 じゃあ、あとでそれについて話し合おうか。

田中 いや、大丈夫です。

池田 えー!?(笑)

田中 多分聞いて満足して終わっちゃうと思う。基本、ビビリなんで。
争いごとになるの嫌いなので、痛いところを突かれても言い返せない。

池田 優しいんですよね、めっちゃ。我慢して、精神的に損するタイプなんですよ。言えばいいのにって。だから結構、風呂とか行くときにいろいろ話聞くんですけど。

田中 温泉とかね。1回そのリミッター解除して言ってみたはいいけど、そのあとに気まずくなるのが僕は一番ストレスで。
なんで終わったことなのに気にしなきゃいけないの?って引きずるし、その1回の事実が残るじゃないですか。
帰ってからも気になるし、言い過ぎたかなって悩むのが嫌なので、だったらもう笑いに変えるか、自分が落ちるかしかないんですよ。

池田 それはね、もういい人の悩みだと思う。

BLUEと一緒に新たな目標へ

――では最後にアルバムリリース、ツアー、連続配信と怒涛のスケジュールに向けて、意気込みなど聞かせてください。

飯島 自分は忙しいと燃えるタイプというか。逆にコロナ禍で何もできずに家の中で閉じこもっていた時期を考えると、今こうしてたくさんライブができる環境がすごくありがたいなっていうふうに感じます。
その上で毎月楽曲を出させていただくので、1曲1曲、大切にパフォーマンスしていきたいですね。

池田 やるとみんなで覚悟したからには、常に全力を届けていきたいですね。
あとは来年、パシフィコ横浜に、という目標をみなさんと共有できているからこそ、一緒に頑張っていこう、という仲間意識が持てるな、と思います。連続リリースに関してもついてきてほしいですし、一緒に手を取り合って頑張っていこう、という意味でも背中も押せるし、自分たちもそこで、もっと頑張ろうと気持ちになっていけるんじゃないかと思います。

田中 常に目標だったり、自分の中での課題だったりっていうのは掲げて、活動はしていきたいなと思っているんですけども。
目標があることによって、自分のモチベーションに繋がりますし、常に自分も一つ一つのやりたいことを全力でできれば、と思っています。

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取材・文 / ふくだりょうこ 撮影 / 友野雄

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