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ルヴァンカッププライムステージ組み合わせ決定! 決勝・国立へ勝ち残るのは? 第30代王者はどこだ?

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2022JリーグYBCルヴァンカッププライムステージ組み合わせオープンドロー(抽選会)の模様 (c)J.LEAGUE

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決勝まで残り4戦。6月29日、『2022JリーグYBCルヴァンカップ』プライムステージ組み合わせオープンドロー(抽選会)が決勝の舞台・国立競技場で行われた。オープンドローの結果は次の通り。

【プライムステージ準々決勝第1戦・8月3日(水)】
名古屋グランパス×浦和レッズ 豊田スタジアム
セレッソ大阪×川崎フロンターレ ヨドコウ桜スタジアム
サンフレッチェ広島×横浜F・マリノス エディオンスタジアム広島
ヴィッセル神戸×アビスパ福岡 ノエピアスタジアム神戸

【プライムステージ準々決勝第2戦・8月10日(水)】
浦和レッズ×名古屋グランパス 埼玉スタジアム2002
川崎フロンターレ×セレッソ大阪 等々力陸上競技場
横浜F・マリノス×サンフレッチェ広島 ニッパツ三ツ沢球技場
アビスパ福岡×ヴィッセル神戸 ベスト電器スタジアム

オープンドローに参加した選手たちは以下のように抱負を語った。
浦和・キャスパー・ユンカー「前回の埼玉スタジアムで戦ったような好成績(6月18日・『明治安田生命J1リーグ』第17節・浦和3-0名古屋)を残せるようにしたい。ビッグゲームになることは間違いない」
名古屋・甲田英將「グランパスは2連覇がかかっているが、ひとつひとつ目の前の試合に集中して挑むということと、前回のリーグ戦では0-3で大敗しているので、次こそは勝ちたい」

川崎F・橘田健人「C大阪にはリーグ戦では負けているので、その時の借りを返して、次は勝てるようにがんばりたい」
C大阪・山中亮輔「やっぱり川崎は絶対王者。そのチームに勝って上昇気流に乗っていけるようがんばりたい」

横浜FM・宮市亮「まず来週広島とのリーグ戦がある。タフな戦いになると思うが、チーム一丸となってしっかり準備したい」
広島・鮎川峻「F・マリノスはタフな相手。実際首位だし、怖い相手だが、僕らもリーグ戦では調子がいいので、この流れでしっかり勝てるよう準備したい」

福岡・金森健志「神戸はタレントが非常に多い手強い相手だが、チームの目標のベスト4まであとひとつ。チームの目標を達成できるよう神戸をしっかり倒したい」
神戸・小田裕太郎「リーグ戦では引き分けに終わっているので、今回しっかり1試合目から勝ちにいけるよう準備していきたい」

オープンドローに立ち会った野々村芳和チェアマンとPR大使の見取り図は、このようにコメントした。
野々村「今回で『ルヴァンカップ』も30回目、クラブ(北海道コンサドーレ札幌)をやっている時は一番欲しいタイトルだと思っていた。数年前あと少しでタイトルまで届くところまでいったが、なかなか手が届かない。そこに『ルヴァンカップ』の魅力があると思う。タイトルが取れるかどうかはリーグ戦とは異なる総合力が必要。シーズン序盤は若い力をクラブが信じ、若い力がどれだけ伸びるかが大事。タイトルにはチームの中心選手の活躍も必要だが、若い力がどれだけ伸びてくるかもポイントだと思っている。『ルヴァンカップ』では1試合目の入りと、2戦目の負けたら終わりというスリルを楽しんでもらえればと思う」

見取り図・盛山晋太郎「去年に続き、PR大使に任命いただき、ありがとうございます。『ルヴァンカップ』、Jリーグの楽しさを、これまでサッカーに触れてこなかった方々に僕たちなりに伝えていきたい。どこから見ても楽しみだし、ワクワクする。トーナメント表を見ているだけでハイボール3杯ぐらいいけます」

見取り図・リリー「PR大使を皮切りにゆくゆくはチェアマンを目指していきたい。個人的な話だが、名古屋グランパスの稲垣(祥)選手にサイン入りボールをもらったので、個人的に応援していきたい。(トーナメント表を見て、那須川)天心×武尊くらいワクワクしている」

オープンドロー終了後には選手たちが取材対応をした。まずはユンカーと甲田が記者たちの質問に答えた。まず対戦相手の印象について。
ユンカー「守備が堅いチーム。我々としては先にゴールを許すと難しい試合展開になる。そこに注意してチームとして対策をしていきたい」
甲田「前回0-3でやられているので、攻撃のレベルの高さ、守備の切り替えの早さはすごい。そこで上回れるように準備していきたい」

8月6日(土)・豊田スタジアムでの『明治安田J1』第24節を挟んだ3連戦について。
ユンカー「ものすごく特殊なゲームになると思う。メンタルが重要なゲームになる。勝ちたい気持ちが強いチームが勝利に近付くと思う。去年『天皇杯』に勝って、タイトルの取り方を選手たちは理解している」
甲田「3連戦ということで難しいゲームになるだろうし、自分も出るチャンスがあると思う。チームにとっても自分にとっても大事なゲームになると思う。3回対戦が続く中、自分たちの強みをどんどん出せていければと思っている。3戦目をどういう状況で迎えられるかわからないが、楽しみにしている」

現在ケガを抱える両者は前を向いた。
ユンカー「一日も早く自分のコンディションを上げて、もっと強くなって、この難しい時期を乗り越えていきたい。パワーアップして帰ってきたいと思っている」
甲田「ケガをしているのでしっかり治して活躍をしたい。結果を残して、ニューヒーロー賞を取ることができれば代表につながっていくと思うので、しっかりと意識していきたい」

また、ユンカーはオランダ・フェイエノールトから加入したFWブライアン・リンセンについて言及した。
「ヨーロッパのビッグクラブでプレーしていた選手なので、みんながものすごく期待している。タイプ的に自分とマッチすると信じている。浦和レッズに新たなクオリティをもたらしてくれると思う」

橘田と山中もメディア対応をした。7月2日・ヨドコウでの『明治安田J1』第19節でも対戦する相手について。
橘田「どのチームと当たっても強いチーム。相手どうこうではなく、自分たちのサッカーをするために準備することが大事だと思っているので、そこに集中したい」
山中「何度も優勝している素晴らしいチーム。チャレンジャー精神でぶつかりたい」

4月2日・第6節・川崎F1-4C大阪をこう振り返った。
橘田「C大阪の勢いが強く、その勢いに飲まれてしまった。大敗しているので、次こそリベンジしたい」
山中「早い時間帯に先制できて、ポンポンと点が取れたが、今回はそういう展開にはならないと思うので、チームとして粘り強く戦っていきたい。ショートカウンターから点を取れたのでそこは意識しつつ、粘り強く守らないと。ボールを握られる展開を意識していかないといけない」

改めて30回目の記念大会への意気込みを求められると。
橘田「僕たちはベスト8からのスタート。まず初戦からフロンターレらしいサッカーで圧倒していきたい。そのためにしっかりいい準備をしていきたい」
山中「去年悔しい思いをしたので、その借りを返せるように、決勝の舞台に進めるようにがんばりたい」

果たして、4強、決勝に勝ち上がるのは? そして第30代王者に名前を刻むのはどこだ!
『2022JリーグYBCルヴァンカップ』プライムステージ準々決勝は8月3日(水)・10日(水)キックオフ。準決勝は9月21日(水)・25日(日)、決勝は10月22日(土)・国立競技場にて開催。

取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)

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