Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 『ウェディング・ハイ』特集

鬼才・バカリズムの世界に超豪華キャストが集結!
待望のデジタル配信開始&Blu-ray&DVD発売!

『ウェディング・ハイ』特集

PR

お笑い好きならずとももはや知らない人はいないのではないかと思えるほどの活躍を近年見せているバカリズム。芸人・タレントとしてテレビや舞台で見せる顔以外にも、特に脚本家としての才能は多方面から高く評価されている。

そんなバカリズムが“結婚式”を舞台にオリジナルストーリーを書き下ろし、そこに篠原涼子をはじめとする主演級の豪華キャストたちが多数集結したのが映画『ウェディング・ハイ』。2022年春に劇場公開されスマッシュヒットを記録した本作が、早くもデジタル配信&Bru-lay・DVDで発売に。

本特集では本作の魅力をひも解くとともに、天真爛漫な新婦役・関水渚の劇場公開時のインタビューもお届け。予測不能のハチャメチャウェディングの顛末をおウチでも楽しもう!

人生最大のイベント・結婚式でクセ者参列者たちが大暴走!
“NOと言わない”ウェディングプランナーは事態を収拾できるのか!?

人生の中で最もドラマチックなイベントともいえる結婚式。敏腕ウェディングプランナーの中越とともに準備を進めてきた新郎の彰人と新婦の遥にとっても、幸せな1日になるはずだった。

ところがスピーチで笑いを取ることにすべてをかける新郎の上司や、ライバル心を燃やしまくる新婦の上司、余興VTRで才能を見せつけようとする新郎の後輩など、承認欲求強めのゲストのせいで披露宴はまさかの1時間押しに! 一方、新婦の元カレやあやしい男までが式場に現れる。大ピンチに見舞われた中越は、なんとか無事に披露宴を成功させられるのか!?

“結婚式あるある”をたっぷりと詰め込んで、次から次へと笑いを巻き起こしていくコミカルな群像劇。新郎新婦のみならずスタッフと参列者たちの愛すべきキャラクターもしっかりと描き出し、終盤で伏線を回収していく鮮やかな手腕にも拍手を送りたくなる。ウェディングプランナーという職業への敬意も感じられる、お仕事ムービーとしての見応えもある作品だ。

篠原涼子、中村倫也、岩田剛典、向井理、高橋克実……
超豪華なオールスターキャストが集結!

髪を振り乱しながら誠心誠意、新郎新婦のために走り回るウェディングプランナーを演じ、コメディエンヌとしての才能を発揮した篠原涼子。彼女にはやはり、プロフェッショナルな役がよく似合う。

テキパキとした新婦役の関水渚、彼女に引っ張られがちな新郎役の中村倫也が、“新郎新婦あるある”を親近感たっぷりに演じている。

新郎新婦そっちのけで披露宴をスピーチやVTRの“発表会”の場にしてしまう参列者に、高橋克実、皆川猿時、中尾明慶。尾美としのり、六角精児は、余興がやりたくて仕方のない新郎新婦の父をコミカルに演じた。

曲者揃いの中、片桐はいりはシンプルな挨拶で涙を誘う恩師に。花嫁を奪いにきた元カレを演じた岩田剛典はこれまでのイメージを塗り替える、まさに“体当たり”の演技を披露。向井理が式場にやって来たちょっと抜けている謎の男を演じて、エンディングに向かう展開を盛り上げる。

どこをとっても満足度の高い豪華キャストの共演によって、全員が“主人公”ともいえる異色のウェディングムービーが完成した。

笑いの鬼才・バカリズムならではの設定と視点
抱腹絶倒の物語は完全オリジナル!

芸人、タレント、司会者、俳優などマルチに活躍するバカリズム。多彩な才能を持つ彼は脚本家としても注目を集め、これまで『架空OL日記』『殺意の道程』『地獄の花園』『住住』『素敵な選TAXI』など数々のドラマ、映画のシナリオを手がけてきた。

『ウェディング・ハイ』はバカリズムによる完全オリジナルストーリーとなる。原作、脚本、主演を務めて「女心が分かり過ぎている」と観る者を驚かせた『架空OL日記』などでも感じさせた人間観察力や、殺人と笑いをミックスしたサスペンス『殺意の道程』でも見せた見事な伏線回収など、バカリズムの脚本ならではの魅力が満載。

登場人物ひとりひとりに愛とちょっとした毒を感じさせる描写、クスッと笑えるユーモアのセンスと絶妙なテンポで繰り広げられる緩急のある会話、モノローグの面白さもバカリズムワールドを支えている。

『勝手にふるえてろ』『私をくいとめて』で注目の才能
大九明子監督がクセ者キャスト(!?)たちを見事に統率!

“あるある”ネタと笑い、伏線が詰め込まれたバカリズムのオリジナルストーリーを、豪華キャストが化学反応を起こしていく群像劇として完成させた大九明子監督。映画長編監督デビュー作『恋するマドリ』で注目を集め、これまで綿矢りさの同名小説を自らの脚本で映画化した『勝手にふるえてろ』『わたしをくいとめて』では東京国際映画祭観客賞などを受賞している。『甘いお酒でうがい』ではお笑いコンビ、シソンヌ・じろうの原作、脚本を映画化した経験も持つ。

『ウェディング・ハイ』では個性派揃いのキャストを束ねながら、登場人物それぞれのキャラクター性を際立たせる手腕を発揮。元カレの温泉旅行の場面では男子3人の臨場感あふれるやりとりが、コメディをさらに弾ませている。

会話劇の面白さもさることながら、ディテールまで作り込まれた『惑星ソラリス』を思わせる余興VTRや、カオスが謎の感動を呼び起こす余興のコラボレーションにも大爆笑!

すべてのシーンで登場人物ひとりひとりに愛情を注ぎ、分かりやすい100%のハッピーエンドとも違うけれど、ほんのり幸せなエンディングへと導いてくれるのも大九監督作の魅力。映画を観終わる頃には、「こんな人生も悪くないかな」と背中を押してもらった気分になる。

『ウェディング・ハイ』

特別版Blu-ray(2枚組) 6820円(税込) 発売中

特典映像には、メイキング映像、イベント映像集のほか、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、大九明子監督によるオーディオコメンタリーを収録!

通常版DVD 4180円(税込)も発売中

©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

Text:細谷美香