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鬼才・バカリズムの世界に超豪華キャストが集結!
待望のデジタル配信開始&Blu-ray&DVD発売!

『ウェディング・ハイ』特集

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お笑い好きならずとももはや知らない人はいないのではないかと思えるほどの活躍を近年見せているバカリズム。芸人・タレントとしてテレビや舞台で見せる顔以外にも、特に脚本家としての才能は多方面から高く評価されている。

そんなバカリズムが“結婚式”を舞台にオリジナルストーリーを書き下ろし、そこに篠原涼子をはじめとする主演級の豪華キャストたちが多数集結したのが映画『ウェディング・ハイ』。2022年春に劇場公開されスマッシュヒットを記録した本作が、早くもデジタル配信&Bru-lay・DVDで発売に。

本特集では本作の魅力をひも解くとともに、天真爛漫な新婦役・関水渚の劇場公開時のインタビューもお届け。予測不能のハチャメチャウェディングの顛末をおウチでも楽しもう!

個性的なキャラクターが入り乱れて、
みんな一生懸命なのに面白い方に向かってしまう

映画『ウェディング・ハイ』
関水渚インタビュー

── 様々な問題が次々に勃発し、驚かされる展開が目白押しで、特に後半は笑いが止まらない作品でした。脚本を書かれたバカリズムさんならではのユニークな脚本だったと思いますが、初めて脚本を読んだときはどのように感じましたか?

関水 脚本を読んだだけですごく面白かったです。個性的な人たちが入り乱れるこの脚本を、先輩方と一緒にお芝居したらどんな風になるんだろうと、すごくワクワクしました。

── 関水さんは結婚式に対してどんなイメージを持ってらっしゃいましたか?

関水 私は今まで結婚式に出たことがなかったので、具体的なイメージは持っていませんでした。でも、今回の映画に出演して、友達がたくさん来て自分のためになにかしてくれたり、両親に感謝の言葉を述べたりする場はなかなかないなと感じました。具体的に結婚式のことを考えられるようになったので、結婚するとしたら結婚式はやった方がいいなと思うようになりました。

── 本作は、結婚式あるあるが詰め込まれた映画でもあります。結婚式に出たことがなかった関水さんが驚いたことはありましたか?

関水 キャンドルサービスというものを全く知らなかったので驚きました。その他にも、ひとつひとつの出し物やイベントが儀式のように展開されていくことにも驚きました。映画の中でも、新郎新婦が結婚式の相談をするシーンがありましたが、あらためて結婚式を主催する新郎新婦が決めることはすごく多いんだと実感しました。

── 結婚式の準備をしている時に、新郎が聞いているようで聞いていないというような描写もありましたね。

関水 私の両親を見ていても、結構適当にしか話を聞いていないときがあるので、男の人は結婚式ではなくても、そうなんだろうなと思いました(笑)。私が演じた遥は、あんまりそういうことを気にしない性格だと思ったので、彰人の返事が適当なときもあることは気づいていると思いますが、今のところは楽しいし、そんなに気にしていないんじゃないかな。たとえ、ちょっと適当だったとしても、それはスルーして自分の伝えたいことを伝えているんじゃないかと思って演じていました。

── 確かに、関水さんが演じられた遥は大らかというか、あまり細かいことは気にしない性格に見えました。

関水 遥の細かい性格までは意識していませんでしたが、遥はとにかく明るくて結婚式に対して前向きで、新婚生活が楽しいという気持ちで演じようと考えていました。

余興のシーンは撮影のときからツボだった(笑)

── 新郎役の中村倫也さんとの共演シーンが一番多かったと思いますが、中村さんをはじめ篠原涼子さんなど共演者の方々との撮影はいかがでしたか?

関水 中村さんとは今まで共演したことはなかったですが、映画やドラマなどで拝見していた俳優さんだったので、共演できるのを楽しみにしていました。ウェディングプランナー役の篠原涼子さんとの共演も楽しみでした。篠原さんはいつも笑顔で、なんでも笑って受け止めてくださるし、すごくほんわかしてらっしゃって、篠原さんがいると現場も和やかになるので、篠原さんの存在に助けられていましたし、癒されていました。

── バカリズムさんの脚本の面白さはもちろんですが、大九監督のカット割りやスピーディーな演出によって、さらに面白さが倍増していたように感じました。大九監督の演出はいかがでしたか?

関水 監督は、すごく自由にやらせてくださいました。「それいいね」とアイデアを採用してくださったりする一方で、「こうやってみたら?」とアドバイスしてくださることもたくさんあって。監督は元芸人さんなので、提案してくださることがすごく面白いんです。監督もいつも明るい方なので、撮影はずっと楽しかったです。現場は笑いに溢れていました。完成した映画を観たときも、監督の演出によるものだと思いますが、すごくテンポがいいなと感じました。2時間飽きないんですよね。

── 完成した映画を観て、ここはハマったなと思うようなツボはありましたか?

関水 余興は結構ツボでしたね。撮影中に見たときからツボでした(笑)。皆さんすごかったんですが、どこを見たらいいの?と思っていました(笑)。ひとりひとりのキャラクターがすごく個性的で、みんな一生懸命やっているけど、それがちょっとずつ面白い方に向かってしまうのがこの映画の魅力だと思います。キャラクターひとりひとりの個性や性格に注目して観ていただきたいですね。

演じることがすごく楽しくなって、毎回演じる役に夢中になる

── 『町田くんの世界』でデビューされて以降、『コンフィデンスマンJP プリンセス編』など本作を含め、様々な役柄を演じてこられたと思います。演じる上で関水さんが大切にされていることはなんですか?

関水 最初はあまり考える余裕もなかったんですが、だんだん演じることが楽しくなってきてからは、自分がその役の一番の理解者でありたいと思って演じています。自分が演じる役のことをより深く知って、どんどん好きになっていきたいと思って演じています。

── デビューされてから現在に至るまでのご自分の変化は感じてらっしゃいますか?

関水 現場に慣れてきましたし、初対面の方と会って仕事が始まっていく毎日に少しずつ慣れてきたように感じています。それによって変に緊張しなくなったので、楽しくなってきたんだと思います。演じることがすごく楽しくなってきたので、毎回、演じる役に夢中になっています。

── 今後、こんな俳優さんになりたいという目標はありますか?

関水 こんな風にすごく素敵な役を今後もずっといただけるような役者になれたらと思っています。私は、『リッチマン、プアウーマン』というドラマを見てこの世界に憧れて、今まで恋愛ドラマや恋愛映画に出たことがないので、やってみたいですね。魅力的でかっこいい女優さんとたくさんご一緒させていただいたので、そういう女優さんへの憧れは持っています。

※劇場公開当時のインタビューを転載

Text:華崎陽子

プロフィール

関水渚
1998年6月5日、神奈川県生まれ。2017年にCMでデビュー。2019年に映画『町田くんの世界』で1000人を超えるオーディションの中からヒロインに選ばれ、映画初主演を務める。その後も2020年に『コンフィデンスマンJP プリンセス編』でメインキャストのひとりを演じている。その他の主な出演作に『カイジ ファイナルゲーム』(20)、『キワドい2人-K2-池袋署刑事課 神崎・黒木』(20/TBS)、『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(21/TX)、『八月は夜のバッティングセンターで。』(21/TX)などがある。

『ウェディング・ハイ』

特別版Blu-ray(2枚組) 6820円(税込) 発売中

特典映像には、メイキング映像、イベント映像集のほか、篠原涼子、中村倫也、関水渚、岩田剛典、大九明子監督によるオーディオコメンタリーを収録!

通常版DVD 4180円(税込)も発売中

©2022「ウェディング・ハイ」製作委員会