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横浜流星が宮本武蔵、中村隼人が佐々木小次郎に 舞台『巌流島』2年半の時を経て上演へ

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舞台『巌流島』が、2023年2月10日から22日に東京・明治座で上演されることが決定した。

『巌流島』は、歴史に残る対決として世に知られている、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に焦点をあてたオリジナル作品。闘いの裏に隠された人間ドラマや決闘の真実を捉え、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負、その壮絶な戦いを、新解釈、新設定をもとに描くアクション時代劇となっている。元々は2020年7月から9月にかけて上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で全公演が中止となっており、このたび約2年半の時を経て上演される運びとなった。

主演の宮本武蔵は、舞台への出演は2017年以来6年ぶりとなる横浜流星、佐々木小次郎は、歌舞伎公演以外での本格的な舞台への出演は今回が初となる若手歌舞伎俳優・中村隼人が演じる。脚本は深みのある描写を得意とし、時代物の舞台に敏腕を振るうマキノノゾミ、演出は大型スペクタクルエンターテインメントを次々と世に送り出し、人物造形に定評がある堤幸彦が担当する。なおマキノノゾミと堤幸彦の2人は、これまでに『真田十勇士』や『魔界転生』などのヒット作を産み出している。

舞台『巌流島』は金沢、新潟、秋田、名古屋、神戸、高松、福岡での上演も予定しており、詳細は後日発表される。

■横浜流星 コメント

約3年前に中止になったこの作品が3年の月日を経て公演が実現します。今回は参加できない方々の思いも背負い、堤監督そして新キャストの皆さんと一致団結して、最高に熱い作品をお届けできればと思います。
勝ちにこだわる剣豪で、武骨で我が道をいきますが、心根が優しく人間らしい漢です。晩年に『五輪書』を書くほど哲学的な部分も持っていて、色々な面を持っているので、男として尊敬しかありません。その魅力を最大限に引き出し、自分にしか生きられない武蔵を生きたいと思っています。
あれから3年の月日が経ち、身も心もアップデートされたと思うので、3年前よりもより深みの増した武蔵を生きることを誓います。

■中村隼人 コメント

佐々木小次郎を演じさせていただきます。歌舞伎俳優の中村隼人です。巌流島と聞くと、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘が一番に思い浮かびます。日本人に馴染みが深く、人気の題材に出演させて頂くことに嬉しく思っています。
そして宮本武蔵といえば、私の大叔父である萬屋錦之介が演じていたイメージが強く、男臭くてカッコいい世界観に憧れていました。
数多くの名優達が演じた役をさせていただくのは怖さもありますが、横浜流星さんと共に、自分にしかできない武蔵のライバル“佐々木小次郎”を作っていければと思います。

■堤幸彦 コメント
巌流島。
関門海峡の早瀬、日本史上もっとも有名な対決の島に至るマクロな歴史のうねりとミクロな心模様の交差。巷間語られる巌流島像とは異なる固唾を呑む裸の個性のぶつかり。横浜流星、中村隼人、水墨画のように虚飾を排したモノクローム舞台で勢いある二人の「真剣」を見たいのだ。存在の陰影を見たいのだ。技あるたくさんのキャスト、表現の達人スタッフと新たな強い「令和の時代劇」を創出したいのだ。カンパニーひとつとなって一目散で千秋楽まで走り抜ける!ご期待ください!

<作品情報>
舞台『巌流島』

舞台『巌流島』ロゴ

脚本:マキノノゾミ
演出:堤幸彦
出演:横浜流星、中村隼人 ほか

【公演日程】
東京公演:2023年2月10日(金)~22日(水) 明治座
2月から3月にかけて、東京・金沢・新潟・秋田・名古屋・神戸・高松・福岡の全国8カ所で上演

公式サイト:
https://ganryujima-ntv.jp/

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