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ブレンダン・フレイザーの巨漢姿が話題に D・アロノフスキー監督最新作『ザ・ホエール』が全国公開決定

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『ザ・ホエール』より ブレンダン・フレイザー (C) 2022 Palouse Rights LLC. All Rights Reserved.

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A24製作・配給、ダーレン・アロノフスキー監督の最新作『ザ・ホエール』が2023年4月に全国公開されることが決定し、併せて場面写真が公開された。

アロノフスキー監督が『マザー!』(17) 以来5年ぶりに手掛ける最新作は、劇作家サム・D・ハンターによる舞台劇の映画化。初めて舞台を観たその日から長らく構想を温め続けていた企画が10年余りの時を経て、ブレンダン・フレイザー(『ハムナプトラ』シリーズ)を主演に迎え、心を揺さぶる物語を生み出した。

自宅のソファからほとんど動かず、引きこもり生活を送り続けた結果、重度の肥満症となったチャーリー。さらに心不全を患い自身の死期が近いことを悟ったことで、過食の原因ともなった長らく押し込め続けたトラウマと向き合うことを決意。自らが壊してしまった家族、疎遠だった娘との絆を取り戻そうとする彼の最期の5日間を描く。

『レスラー』のミッキー・ロークは復活を果たし、『ブラック・スワン』のナタリー・ポートマンはオスカーを獲得するなど、幾度となく主演俳優をオスカーノミネートの場に引き上げてきたアロノフスキー監督。本作では、ハリウッドの表舞台から長らく遠ざかっていたブレンダンが272キロの巨体の男チャーリーになりきり、圧巻の存在感をみせつける。第79回ヴェネチア国際映画祭ではプレミア上映時より主演のブレンダンの演技に絶賛の声が寄せられ、ゴールデン・グローブ賞でも主演男優賞候補入りを果たした。そのほか本作には、活躍目覚ましい若手女優セイディー・シンク(『ストレンジャー・シングス』シリーズ)、話題作への出演が相次ぐホン・チャウ(『ザ・メニュー』『ダウンサイズ』)らが脇を固める。

セイディー・シンク
ホン・チャウ

アロノフスキー監督は「この映画の登場人物たちは善人でも悪人でもない。僕らと同じようにグレーゾーンの中で生きていて複雑だ。それでも皆お互いに対してのエンパシー(思いやり)を抱いている。以前よりも人々が互いに背を向けているような今だからこそ、重要な問いかけだと思う」とコメント。ブレンダンは「この役を演じるのが怖かった。自分の限界を越えて深く掘り下げ、わたしのすべてを見せたつもりだ。それがこの映画に焼き付いているよ。あまりにハードでパーソナルな経験だったから、撮影の前と後では違う自分になっていた。このチャンスに感謝している」と語っている。

<作品情報>
『ザ・ホエール』

2023 年4月 全国ロードショー

監督:ダーレン・アロノフスキー(『ブラック・スワン』『レスラー』)
原案・脚本:サム・D・ハンター

■キャスト
ブレンダン・フレイザー/セイディー・シンク/ホン・チャウ/タイ・シンプキンス/サマンサ・モートン

公式サイト:
https://whale-movie.jp/

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