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『鳳凰祭四月大歌舞伎』夜の部より『連獅子』撮り下ろしスチール写真公開

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『連獅子』より 上から)親獅子の精=尾上松緑 仔獅子の精=尾上左近 (C)松竹

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4月2日(日) より開幕する歌舞伎座新開場十周年記念『鳳凰祭四月大歌舞伎』夜の部より、歌舞伎舞踊の大曲『連獅子』の撮り下ろしスチール写真が公開された。

本公演では、尾上松緑が狂言師右近後に親獅子の精を、松緑の長男・尾上左近が狂言師左近後に仔獅子の精を勤める。松緑と左近の親子が、本興行で勤めるのは今回が初めてとなる。

『連獅子』は、能の「石橋」をもとにした長唄の舞踊。前半では、手獅子を携えた狂言師の右近と左近が、親獅子が仔獅子を谷底へと突き落とし、自力で這い上がってきた子だけを育てるという故事を踊り、親獅子の厳しくも温かい情愛、谷を這い上がる仔獅子のけなげさを描く。後半では、獅子の精が勇壮かつ華麗な毛振りを披露する。

公開されたスチール写真では、獅子の精の親子がきりっと勇ましく上下に佇む姿から親獅子の精の品格と大きさ、仔獅子の精のひたむきな意思が滲み出ている。

<公演情報>
歌舞伎座新開場十周年記念『鳳凰祭四月大歌舞伎』
夜の部『連獅子』

2023年4月2日(日) 初日~27日(木) 千穐楽

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