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超特急 アルバム『B9』インタビュー「届けたいメッセージは11年ずっと変わらない」

音楽

インタビュー

ぴあ

超特急(後列左から)リョウガ、シューヤ、タクヤ、カイ、タカシ、(前列左から)アロハ、ユーキ、ハル、マサヒロ 撮影:奥田耕平

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3月22日にアルバム『B9』をリリースしたメインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」。
9人の新体制となり、改めて超特急が伝えたい想い、届けたい楽曲とは? Cool & Stylishをテーマとしたアルバムの魅力をたっぷりとお聞きしました。

「超特急ってかっこいいんだな」と思ってもらえることの意味

――まずは、今回のアルバムはどのような話し合いを経て制作されたのでしょうか。

タカシ 去年、超特急が9人体制になったという前提の上でのアルバムなんですけど、とはいえ、超特急自体はもういろんな活動を経てきています。いい楽曲だよね、って言ってくださる方も多いですけど、パブリックイメージとなると、どうしてもコミカルなパフォーマンスをする、他のグループとは違うようなアプローチをするイメージがどうしても先行していて。僕たち超特急にとっても、今後「超特急ってかっこいいんだな」って思ってもらえるのは、すごく大事だな、と気づかされた年でもあったな、と思っています。

だから今回はかっこいいに全振りしたアルバムをあえて作ってみようか、となりましたったのがきっかけというか。そうすると今までにない超特急のアプローチができるし、普段から応援してくださってる8号車の皆さんもそうだし、初めて見てくださる、聴いてくださる方にとっても、超特急ってかっこいいグループなんだ、って、気づいてくれたりとか。あとは入り口もかっこいいから始まった方が「実はこういう一面も持ってますよ」ってギャップ萌えみたいな感じのことができればいいなと思っています。今回のアルバムはこういう形になりました。クール&スタイリッシュCool & Stylishというか。

――そこにはわりと早めに着地したんですか?

タカシ 去年末の時点ではこういう方向性でいきましょう、という感じにはなっていましたね。

――アルバムのビジュアルもすごくスタイリッシュなものになっています。公開になったときの、8号車のみなさんからの反応はいかがでしたか。

マサヒロ シンプルにかっこいいという声が多かったですね。『宇宙ドライブ』とは全然衣装が違うので、クールなイメージが多分強かったと思います。まず黒ですし、メンバーのカラーも入ってないですし。

――具体的にアルバムの内容をお伺いしていきたいんですが、アルバム「B9」ということで、アルバムの注目ポイントを9つ教えてください!

ユーキ 僕はライブで注目してほしい曲を言っていきますね。『Typhoon』って曲があるんですけど。

カイ ライブでやるってこと?(小声)

リョウガ ライブでって言っちゃったもんね。

タカシ まあやるかわからんけど、今後ね。

ユーキ 『Typhoon』は9人態勢で初めて全員の声もガッツリ入った曲です。曲調的にも僕らがTyphoon巻き起こす、力強い楽曲になってるので、めちゃくちゃ盛り上がると思います。かっこよさもそうですし、「The超特急」の定番といいますか。8号車がワクワクしちゃうような楽曲に今後成長していくんじゃないかな、と期待しています。

マサヒロ ユーキくんが言った『Typhoon』もすごく強い楽曲ですけど、逆に『シャンディ』はおしゃれな楽曲ですね。パフォーマンスのギャップも見せ場なのかなって思ってるので、いろんな表情をメインダンサーとして見せていきたいなと、思っています。

アロハ 僕はアルバムというものをポイントにして。今回、本当にかっこいいに全振りしているところもあるんですけど、やっぱアルバムの中にかっこいいもありますし、かわいいもあるし、いろんなジャンルが含まれてるので、全てしっかり聴いてもらいたい、ですね。一つ一つの楽曲に意味があると思うので、そういうところにも注目してもらえたらなと思います。

タカシ ボーカル的にはもちろんいろいろあるんですけど、『Together As One』は、楽曲においてもPOP寄りというか、聴きやすい感じになっています。世界観もどちらかというと、ミュージカルっぽいのもあるんですけど、あえて、そこまでミュージカルっぽくせずに、どちらかというと人間藤味というものを表しています。そういったところまで、細かく聴いてもらえると、少しぬくもりのある感覚に触れられるんじゃないかな、と思います。

タクヤ 僕はビジュアルですかね。やっぱり今までの超特急にない、超特急らしくない、すごくピリッとしたビジュアルでみんな、個々に魅力が存分に出てるかなと思ってます。

――普段とは気分が違ったりするものですか?

タクヤ そうですね。初めましてのヘアメイクさんたちだったので、外側から見た超特急っていうものを表現してくださいました。

シューヤ 『Winning Run』なんですけど、『Typhoon』だけではなくて、この曲にも要所要所にメンバーの声が入っていたりして、最初とラスト最後にはリーダーがイケボで声を入れてくれています。そういう遊び心があるのも面白いと思いますし、デモで聞いたときに、タカシくんと「これなんか懐かしい曲だね」という話をしていて。24から30代あたりのきっと僕らと同年代の方には、特に聴き馴染みのあるというか、こういうメロディーとか懐かしいなとか、多分入ってきやすいメロディー調にもなってます。し、僕もその世代だからこそのこの歌い方ができたのかなと、思っています。それが20歳以下の8号車の方にどう刺さるのかも、気になるところではあります。

ハル 『MORA MORA』はMVも撮っていますし、今のところアルバムの中で唯一振りが入ってる曲です。MVを撮ったときにすごい完成度だと思いましたし、自分の中でもめちゃめちゃかっこいいMVができたなと思っています。やっぱりライブでも注目してほしいですし、ライブ以外でのMVだったり、曲調がすごくかっこいいのでぜひたくさん聴いてもらえたら嬉しいです。

カイ

――MV撮影のときに印象的なことなどはありましたか。

ハル 後ろのセットがめちゃめちゃかっこよくて。あと、何か錯覚みたいなので……僕は壁だと思ってたんですけど、近づいてみたら、壁じゃなくて奥行きがめちゃめちゃあったんですよね。どれだけ走ってもたどり着かないような感じがして……怖かったです!

シューヤ 20mぐらいあったもんな。

ハル 結構ありました。

タカシ 白ホリのスタジオに赤い照明を照らして、ってそういう空間があったんですよ、背景が。

ハル 錯覚ですごく奥行がないようにもあるようにも見えて、ちょっとびっくりしました。

――続いてリョウガさん、お願いします。

リョウガ 前作の『宇宙ドライブ』がすごくサウンドはかっこいいんだけれども、歌詞は意味不明っていう。ある意味、超特急らしい楽曲がこのアルバムに入っていることによって、より他の新曲たちのかっこよさが引き立っているように感じるところが、僕的にはすごく面白いなと思いました。以上です。

カイ すごくいいアルバムだと思います。

リョウガ 声ちっちゃ!

タカシ 内容うす!

リョウガ ひとり目ぐらいのコメント!

カイ でも、純粋に9人で今やれる球数が限られてるんで、それが増えるのは嬉しいなと思います。ライブでの幅も広がるアルバムなんじゃないかなと思うので、これを聴いて春ツアーの「B9 Unlimited」の方に期待を膨らませてもらえたらなと思います。

――カイさんはビジュアル面を担当されたということですが、ポイントをお伺いしてもいいですか?

カイ タクヤがさっき言ってくれたように、初めましてのヘアメイクさんもそうですし、スタイリトスさんも初めての方にお願いをしました。知ってくださってる方だと、いい意味ですごく主観が入るというか。例えばユーキはこういうスタイルが好きだから、と好みに寄せてくれたりするんですけど、初めての方だと、本当に客観視してこの人の骨格や体型にはこういうのが合うといったこともやってくださるので、また違った形で超特急の魅力を引き出してくださる方がいらっしゃったらなあ、という思いでしたね。

アロハ

8号車が不安をかき消してくれた

――ぴあが取材させていただくのが『クレッシェンド』以来ということで、(※10周年、感謝の気持ちを込めて。超特急が語る今の自分とグループ「8号車の日々を頑張る糧になれていたら」)『クレッシェンド』から『宇宙ドライブ』、Re-ver. 、今回のアルバム、と振り返ってみて、気持ちの変遷というところをうかがわせてください。

リョウガ 『クレッシェンド』は『クレッシェンド』でね、当時の5人だからこそできた楽曲なんじゃないかなとも思いますし、でもやっぱガラッと変わったよね、5人から9人になって。当然ですけれども。

ユーキ 10周年は「ありがとう!」「これからも走っていこうね!」なクレッシェンドだったんですけど、今は「俺らついてこいよ!」。

一同 (笑)。

タカシ 大規模なイメチェンが(笑)。

ユーキ MORA MORAしています。

リョウガ 間違いない。

ユーキ 初心に帰った感じですね。

カイ ねえ、タクヤ。

タクヤ そうですね!

リョウガ クールぶってますけど、『宇宙ドライブ』のミュージックビデオでは一番はっちゃけて、「あーヨイショ!」みたいなことやってますからね。

タクヤ スイッチ入れるときは入れるんで。

リョウガ

――タクヤさんとしてはいかがですか?

タクヤ 考えたんですけど、僕、過去はあんまり見ないんで。

リョウガ おーっと、出た!

タクヤ 今が充実してるので、もうあんまり覚えてないです。ねえ、タカシ!

タカシ 『クレッシェンド』に関しては、楽曲も明るくて爽やかで、夏が始まるぐらいの季節だったので季節にも合ってるな、って思ったり。あとはその時の私服風の衣装が好きすぎて。カイがフォーマルのものと私服のものと2パターンやってくれたんですけど、シンプルに今でも着たいっていう(笑)。

カイ 変遷というか、超特急として届けたいメッセージは11年ずっと変わっていないので、そういう意味では気持ちの変遷も特にないかもしれないですね。そのとき、そのときで会場に来てくださる8号車だったり、会場には来られないけど気持ちを届けてくれる皆さんにライブで伝えるっていうことに関しては変わってない部分です。

――それがパワーアップしたというか。

カイ そうですね。純粋に4人が増えたことで厚みが増したかな、というところではあります。

ユーキ 4人はどうだった? 『宇宙ドライブ』から始まったけど気持ちの変化や不安とか。

シューヤ 『クレッシェンド』、『宇宙ドライブ』、『MORA MORA』のMVを見たら別アーティスト?っていうぐらい。『MORA MORA』、僕たちも完成版をまだ観ていないんですけど、通し映像を見たときに、純粋に8号車の反応が気になるな、っていう。同時試写をしたいぐらい。なんか本当に一発目に出る言葉が何なのか。

僕「マジ?」っていうのを「マ?」って言ってるんですけど、本当にファンも「マ?」言うんじゃないかな。「え?」なのか、「かっこいい」なのか、わかんないですけど、そのくらい前回とは真逆をついてるので、気になりますね。

ハル

アロハ 僕もシューヤと一緒なんですけど。『MORA MORA』のMVが出たときに、きっと超特急って言わなきゃ分からないと思うんですよ。完全に新しいものではなくて、8号車の皆さんには「こういうことやってたの忘れてませんか」というのを思い出してもらいながら観てもらえたらな、と思ってます。

マサヒロ 心境の変化としてはですね、『宇宙ドライブ』は5人に付いて行ってる感がまだあったんです。何をしようか探り探りで、5人がいて4人、みたいな感じだったんですけど、多分今は9人1列になってひとつの目標に向かって頑張っている感じはありますね。

ハル 加入した当初は、超特急の色を全面的に出すように、超特急の色に染まるように頑張っていました。でも、今回はその超特急の色自体を、「昔はこうだった」っていう思いを出して、かつ、加入した4人は自分たちの個性を全面的に出したアルバムにすることができたと思います。そこはすごく自分自身でも楽しかったですし、8号車の皆さんにも観ていただけたら嬉しいなと思います。

――超特急のみなさんは要所要所で8号車のみなさんと丁寧にコミュニケーションをとっていらっしゃるイメージはあるんですけど、アリーナツアーで8号車の皆さんに感じたことってありますか。

ハル 温かったですね。僕たちはめちゃめちゃ緊張してて。それこそ何十曲っていう曲を覚えて披露してたので、まず間違えちゃいけないっていうプレッシャーと同時に、認めてもらうぞ、なんなら俺らが引っ張るぞっていう気持ちで出てたんですけど、やっぱりいざステージに立つと、緊張して足がすくむぐらい。でも幕が開けて8号車を見て。みんな新メンのペンライトを振っていたり。本当にペンライトの色が綺麗すぎてすごく落ち着きました。

アロハ 代々木とか大阪城ホールとか大きいステージに立ったことがなかったので。それこそオープニングアクトとか前座で出させてもらってたことがあったんですけど、メインとして立ったときに、ハルが言っていたとおり、8号車さんの反応がすごく良くて、温かくて。やっぱり今の人生は8号車さんでできてるなって思いましたね。

ユーキ 熱いね。

ユーキ

シューヤ アリーナクラスのライブ自体は僕も初めてだったんですけど。意外に8号車さんの顔が見えるんですよ。今回、ユーキくんが制作も携わってくれてるんですけど、ファンの方となるべく距離を近くしたいということで、トロッコで1階、2階に行かせていただいて。アリーナとかあんまりお客さんの顔が見えないんじゃないかなと思ってたんですけど、すごく8号車を近くに感じられることも本当に多かったです。センターステージもあったので、後ろの方にも僕たちをちゃんと見ていただけたなっていうのもあって、その生を感じられた分だけ燃えるというか。届けよう、という思いも生まれるので、すごく楽しかったですね。

リョウガ 5人のオリメンとしては何度も立たせていただいた場所ですし、8号車ともね、たくさんライブをやってきたんで。景色としてはもちろん、そのときによって人が違うとはいえど、同じではあるんですけれども。

やっぱり8号車という名前の通り、同じメンバーとして、超特急の基盤となる部分から一緒に探りながら、ああでもないこうでもない、この道にしようか、というのを、支えてもらいながら走ってきたので、改めて新しいスタートを共に切って、これからここの9人と、皆さんで一緒に歩んで、走っていこう、という団結は改めて強く感じたところではありました。

やっぱり若干、新体制の新しいスタートというところで期待や楽しみが8割、9割だったのを、残りの「どうなるのかな」みたいな少しの不安を本当にかき消してくれる勢いをすごく感じたのを覚えてますね。

メンバーのかわいいところ、頼りになるところ

――今回、新メンバーのみなさんが初登場ということで、改めてパーソナルな部分や、関係性というところをお聞きしたいな、と思いまして。メインダンサーの皆さんは、お兄さんたち4人からは年下3人の頼もしいな、と思うところで、年下のみなさんは新しく知ったお兄さんたちのかわいい一面を教えてください。

ハル かわいい?

マサヒロ わかりました!

――バックボーカルは、タカシさんはシューヤさんの魅力的なところ、シューヤさんはタカシさんのLoveなところを教えてください

シューヤ Loveなところ!?

――では、頼もしいところからお願いします!

ユーキ じゃあマサヒロからいきますね。やっぱマーくんが入ってから超特急のダンススキルがかなり向上したな、というイメージがあって。マーくんは元々プロのダンサーとしてやっていたので、そういったところで超特急のダンスパフォーマンス力の強み、厚みに繋がるところもあると思います。『Re-TRAIN』も一緒に考えたりとか。一緒に作品を作ってくれる仲間、同士が増えたのが、頼もしかったし、嬉しかったし、これからが楽しみになりました。

カイ アロハは趣味や見た目から、派手に見られがちですけど、すごく真面目で真摯に仕事と向き合ってる部分は頼れるというか、尊敬してる部分ですね。僕たち5人も見習わなければいけないところですし。

あとはライブでも声出していいんだよ、ということを伝えたら、結構やってくれるので、今まで僕がライブ2時間通して担っていた部分をこれから2分していけるのかなと思うと、すごく頼れるな、と思います。……以上ですかね、じゃあボーカル行きますか。

一同 ……。

ハル (きょとん)

カイ いや、「僕は、僕は!?」って。

ハル あっ! 俺わい!

一同 (爆笑)。

リョウガ おいてめえ、俺は!って。

シューヤ 俺の言えよ!って。

ハル 俺の言えよ!

アロハ セリフなの?(笑)

タクヤ

リョウガ じゃあハルくんのね、頼もしいところを俺とタクヤから。俺としては逆にちょっと心配ですよね。11歳差ということで僕たちがね、それこそ超特急を結成した当時がハルの今の姿っていうのを考えると、もっと子どもだったというか。多分めちゃくちゃ遊んでたし、リハも全然集中してなかったと思うんですよ。もちろん、与えられた1曲とか2曲を必死に毎日、毎日練習はしてたんですけど、その中でちょっと遊びながら、という記憶があるんですけど。もちろん、彼は新メンバーの1人、そして最年少として頑張らなきゃいけないっていうプレッシャーがあるのは分かってるんですけど、年齢にしてはちょっと大人っぽいというか。

――確かに落ち着いていらっしゃいますよね。

リョウガ 落ち着きがありすぎているので、いつかため込んだ反動が数年後にバーンと来て、すごいことになっちゃうんじゃないかと。その可能性が若干あるよね、って思うんだよ、タクヤ。

タクヤ でも単純に若いのが入ってきたんで。

一同 (笑)。

リョウガ 店長かなにかなの?

タクヤ 十数年たって、俺ら5人の体がみたいなときに、代わりにやってくれそうですよね(笑)。

リョウガ 老舗の店舗のあとをついでくれるような。僕たちの腰も痛くなってくるからね。

タクヤ まだ20歳を迎えてないという状況で、そのわりに僕たちにも果敢にくらいついてきたり、何か……物怖じしない、堂々としているところはすごく頼もしいし、素敵だなと思うし。ただハルの中身を知らない人に対して同じことをやっちゃうと、それは違うので、ちゃんと人の選別を今後していったらいいんじゃないかなと、思いますけど。ちょっとミスって、変なことにならないようには、ちゃんとした方がいいなとは思います。

リョウガ ちゃんとしたアドバイス(笑)。あとひとつ、一番若いっていうのもあるんですけど、いろんなことに対して新鮮な反応があるイメージがあるんですよ。それこそケータリングに「お弁当だ~!」とか「美味しい~!」とか。「リハスタジオ広い!」とか「お客さんがいっぱいだ!」とか、僕たちが若干薄れてきてるような、そういう感情を思い出させてくれるのは頼もしいですね。

タクヤ そうだね。

ユーキ ステージ用語とかもひとつひとつ、他のメンバーに聞いたりするのをかわいいなと思いながら見ています。

マサヒロ

――ちなみに、11歳差だと、ジェネレーションギャップを感じたりするものなんですか?

ユーキ それがないんですよね。ちょっと逆に年を取ってるんすよね。食べものとかも、すごいつまみみたいなのばっかり食べてるし。

リョウガ (笑)。

シューヤ さきイカとかね(笑)。

――じゃあ、お兄さんたちのかわいい一面をお願いします!

マサヒロ ユーキくんは、ライブのときに構成や曲順だったり、演出を1人で考えてくださってる時間があって、そういうときは、なんていうかもう真っすぐ、真剣に考えてるときがあるんですけど。それが終わった瞬間のドジっ子さんがやっぱりギャップですよね。抜けた感じがなんかかわいいな、って。年下が言うのも変ですけど、そういった一面がかわいいなと思います。

アロハ カイくんはやっぱり最年長であり、EBiDANという組織の中のリーダーだと僕は思ってて。普段もクールだし。けどライブのリハのときにカメラ割りみたいのがあるんですけど、一番カメラここです、2番カメラここです、っていうときに、毎回カイくんは全力で手を振ってる。めっちゃ笑顔で。それがめっちゃかわいい。

カイ それカメラには振ってない、カメラマンさんに振ってる。

アロハ それがめっちゃ可愛くて好きです!

――ではハルさん、リョウガさんとタクヤさんのかわいいところを!

ハル そうですね、リョウガくんは結構甘いものが大好きなんですよ。

カイ アイドルじゃねぇか。

リョウガ いちごパフェとか、メロンパンとかぁ。

ハル この前、お菓子の差し入れをいただいたんですけど、最初はどういうものが入っているわからなかったんですよ。食べたらめちゃくちゃ甘くて、めちゃめちゃ美味しくて、一番最初にカシャッて写真を撮って「これうまいな」って、プライベートでも食べよう、みたいなことをコソッと言ったのがかわいかったです。タクヤくんは基本的にお腹がすいてると、ちょっと落ち着きがなくなるんですけど。

リョウガ 機嫌悪くなるよな。

ハル でも例えばもうお弁当が本当に好みのお弁当だったりすると、一番はしゃぐんですよ。

――かわいい!

タカシ 今はちゃんと補充してあるから大丈夫!(タクヤさんの前にだけパンがある)

ハル だからなんだろうな、俺よりも……ちょっとごめんなさいね、気分を悪くしたら。精神年齢が低いときがある。

一同 (笑)。

ハル そういうところを見るとかわいいなとは思います!

「タカシくんは一緒にいると人としての勉強になる」(シューヤ)

――では、バックボーカルのお二人、お願いします。

タカシ 魅力的なところですよね。結構振り返りますけど、超特急募でメンバーを入れたい、ってなったのって、やっぱりボーカリストをもう1人欲しいな、というのがもともとの目指していたものだったので、募集期間も延長して、今にも至る話なんですけど。

何の曲に対しても、どんな曲が来ても、その飲み込みの早さがすごい。急遽「ここが変わりました」とか、「あとここちょっと歌い方変えてくれる?」ってオーダーされたときの順応性の速さも、僕以上に早いところもあるので、そういったところはやっぱ僕にとっての魅力だし、尊敬してる部分もあるし。

あと僕は持ってない、自分を持ってる部分もいっぱいあるし、自分の歌はこういうものだよっていう、その届けるPR力の強さも素晴らしいな、と思いますね。それは8号車だったりとか、初めて聴いてくださった方にもすぐに伝わるというか。「この人の歌声を聴いていたいな」と素直に何か思えるような歌声を持ってるのは、僕もうらやましいです。何より、高音ボイスを持ってるから、そこも他のアーティストにはないもので、みんなが持ちたくても持てないような、強い個性を持ってるっていうのも魅力の一つだな、と思いますね。

タカシ
シューヤ

――じゃあ、シューヤさん、ラブなところを……。

シューヤ 全てですね。

リョウガ 駄目です、駄目ですね。

シューヤ 本当に全てなんですけど。何だろうな、これ何回か言ってるんですけど、出会ったことないんですよね、こんな方に。全てにおいて、単純に人としてすごいなっていう。年齢的には年下にはなるんですけど。一緒にいると人としての勉強になるし、俺このままじゃダメだと思わされるし。いい意味で、意味でですよ。

だし、それこそ人への気配りだったりとか。こないだ、タカシくんがバレンタインでメンバーや、スタッフさんとか振付師の方、その奥さんの分まで作ってきてくれて。まず心を許してるメンバーでさえ渡すときに、「もし嫌いじゃなければ」とか「人の作ったものが嫌じゃなかったら」っていう言葉が出てくる。言わないじゃないですか。普通。僕だったら、作ったから食べてよ、食えよ、なのに。

リョウガ 大違いだな!

シューヤ もう本当に逆すぎて。なんかもう……ラブですね。本当にみんなが思ってると思います。

「8号車が、超特急として生きる意味です」

――最後に、『KNOCK U DOWN』にちなんで、8号車をノックダウンさせるようなキメの一言を1人ずつお願いします。

ユーキ 来た、大喜利選手権!

カイ 来た、罰ゲーム!

――すみません(笑)。挙手でいきますか。

リョウガ 思いついた人から行こう。

ユーキ 最初が有利。

マサヒロ はい!「俺のダンスだけ見とけ」

リョウガ おーっ、ノックダウン!カンカンカンカン!KO!

シューヤ はいはい!「耳を澄ませて」。……歌詞が入ってますから。

リョウガ カンカンカンカン!KO!

シューヤ まあタカシくんパートなんですけどね。

タクヤ 「俺と一緒にMORA MORAしなぁい?」

一同 (笑)。

リョウガ ナンパ? ナンパ術なの?……俺も考えなきゃ、こんなこと言ってないで。

ハル はいはいはい!「俺はThinking Of Youだよ」

ユーキ というのは?

ハル というのは!? 誰も掘り下げてないじゃないですか!

リョウガ Thinking Of Youってなに?

ハル 俺は君のことを考えてるよ。

ユーキ そこまで入れて、KO!

カイ 「8号車が、超特急として生きる意味です」

――おお、かっこいい!

タカシ はい! 僕はライブのことデートっていうふうに言ってますけど。「たまには大人デートしましょ」。

――わー!すてき!

アロハ えっと……「俺の表情が生きる活量になればいいな」

リョウガ かつりょう?

アロハ 活力!

シューヤ 活量で書いてください!

アロハ 活力でお願いします!……惜しかったな。

ユーキ じゃあリョウガラストにしましょうか。……。
……考えてるんですけど、なんかちょっと惜しいんだよな。惜しいんですよ。

タクヤ いくら考えてもずっと惜しいから大丈夫だよ。

ユーキ おい!(笑)

リョウガ 俺先に行くか。逆に決めに行ってるよね?多分ね。俺いったん挟むわ。一回ちょっと挟みますね。「巻き起こSet! Typhoon」

シューヤ 歌ってるだけやん!

リョウガ 「Typhoon準備 Do it, Do it」でもいいですよ。

シューヤ どっち、どっち?

リョウガ どっちでもいいです、空気感でまかせます。

――じゃあユーキさんキメていただいて。

リョウガ 時間あったよ、今。

ユーキ うーん、ノックダウンですもんね。あー……(遠いところを見つめる)超特急……の……ライブ……で……俺らが、一生……、いややめます。限界まで果てさせる、みたいなことを言いたかったんですけど、ちょっと薄いな、と。

リョウガ 逆に濃すぎる。

タカシ もうちょっと薄くして。

ユーキ 薄くして……。

カイ でも、まあありがとうございました。そろそろ時間なんで(笑)。

ユーキ 右ストレート鍛えときます!

カイ ユーキがノックダウンしたんで。

リョウガ 「ユーキ ……(タオルを投げ込まれる)」でいいです! そう書いておいてください!

一同 お~!

――そうしましょう!(笑) ありがとうございました

後日、タカシさん&シューヤさんのスペシャルインタビューも公開します! おふたりのアルバムに懸ける想いや関係性に迫ります。お楽しみに!!

取材・文:ふくだりょうこ 撮影:奥田耕平

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