唐沢寿明、連続ドラマW初主演作に自信! も「謎が多すぎてひたすらキモい役なんです」
映画
ニュース
『連続ドラマW フィクサー Season1』完成披露試写会イベントより 撮影:磯部正和
続きを読むフォトギャラリー(27件)
すべて見る『連続ドラマW フィクサー Season1』完成披露試写会イベントが3月31日有楽町朝日ホールで開催され、唐沢寿明、藤木直人、町田啓太、内田有紀、小泉孝太郎、要潤、小林薫、西浦正記監督が登壇。豪華キャストのなか主演を務める唐沢は、自身の役柄を「謎が多すぎて、ひたすらキモいんですよね」と表現し会場を爆笑させていた。
本作は、数々の名作を世に送り出している井上由美子が脚本を務めたフィクサーを題材にしたオリジナルサスペンス。金とそれに群がる人間たちの悲喜劇とその裏で暗躍する“フィクサー”の活躍を3シーズンに渡って描く大作だ。
謎多きフィクサー・設楽拳一を演じる唐沢は、連続ドラマW初出演にして主演を務める。井上脚本は本作で4作目と馴染みが深いが「相変わらず脚本は面白くて、アッという間に読んでしまいました。さらに西浦監督の演出もプラスされて、本当に面白い作品になったと思います。俳優陣も素晴らしく、とても見応えがある」と作品の出来に太鼓判を押すが、「でも僕が演じた役は、謎が多いということもあって、本当にひたすらキモいんですよ」と発言し会場を沸かす。
そんな唐沢の発言に、テレビの報道番組の人気キャスター・沢村玲子役の内田は「そんなことありません! 唐沢さんはとても格好いいです」とフォローすると、総理大臣首席秘書官・中埜弘輝役の藤木は「僕がまだ役者になる前、20歳のときに唐沢さんが主演を務めた『愛という名のもとに』を観てから、僕のなかで唐沢さんは心の中のリーダー。今回4度目の共演ですが、いつも唐沢さんとご一緒させていただくときはご褒美だと思っているんです」と“キモくない”存在であることを強調する。
それでも唐沢は、その後も「僕の役はキモい」を連発すると、新聞社の政治部記者・渡辺達哉役の町田を見つめ「僕にも町田くんみたいに王子様みたいなときがあったんですよ。でも王子に点がついて“玉子”になっちゃった」と軽快なトークで客席を笑わせると、町田も「僕も玉子を目指します!」と乗ってさらに会場を盛り上げていた。
終始面白トークで盛り上げていた唐沢だったが「とにかくシーズン1を観ていただければ、すぐ次が観たくなる作品」と自信をのぞかせると「こんなにワーッと感情が出てくる作品は久々。多くの方と共有したいです」と力強くアピールしていた。
取材・文・撮影=磯部正和
<作品情報>
『連続ドラマW フィクサー』
Season1:2023年4月スタート(全5回)
放送:毎週日曜20:00[第1回無料放送]【WOWOWプライム】【WOWOW4K】
配信:各月の初回放送終了後、同月放送分を一挙配信[無料トライアル実施中]【WOWOWオンデマンド】
脚本:井上由美子
企画・プロデュース:青木泰憲
監督:西浦正記
音楽:得田真裕
プロデューサー:村松亜樹 / 髙田良平 / 黒沢淳
■出演
唐沢寿明
藤木直人/町田啓太/小泉孝太郎/要潤/吉川愛/斉藤由貴
駿河太郎/西田敏行(特別出演)/永島敏行/富田靖子/陣内孝則/内田有紀/小林薫
詳細はこちら:
https://www.wowow.co.jp/drama/original/fixer1/
フォトギャラリー(27件)
すべて見る