Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ハイバイ版『再生』メインビジュアル&詳細発表 ゲストを招いてのアフタートーク開催も決定

ハイバイ版『再生』メインビジュアル&詳細発表 ゲストを招いてのアフタートーク開催も決定

ステージ

ニュース

ぴあ

『再生』メインビジュアル

続きを読む

6月から7月にかけて上演される舞台『再生』のメインビジュアルやキャストなど詳細が発表された。

『再生』は多田淳之介率いる東京デスロックにて初演され、2015年にはKAATにて“快快×岩井秀人版”として上演。今回の公演では東京芸術劇場シアターイースト、三重県文化会館、山口情報芸術センターYCAMの3会場にて“ハイバイ版”として再上演する。

キャストは、俳優、ダンサー、モデル、さまざまな分野から、20代から40代の唯一無二の肉体とパフォーマンスをもつ出演者が集結。俳優界からは、2018年ハイバイ『夫婦』に出演、近年は松尾スズキ作品『ツダマンの世界』や映画『MONDAYS』など話題作への出演も続く八木光太郎、若手演劇界でも注目を集める〈安住の地〉に所属し、ヨーロッパ企画作品や東京デスロック版『再生』にも出演した日下七海、『MENʻS NONNO』モデルを経て、マームとジプシー作品や吉田鋼太郎演出『ジョン王』など俳優として近年活躍の幅を広げる山本直寛、秋元康プロデュース〈劇団4ドル50セント〉に所属する21歳、今座組最年少出演の田中音江、NHK『まんぷく』塩軍団のメンバーの一員として注目を集める南川泰規、特徴ある肉体から繰り広げるパントマイムを得意とする徳永伸光など個性豊かなメンバーが集まった。

また、モデル界からは数々のファッション雑誌やブランドショーモデルとして活躍中で今回舞台初出演となるつぐみ、ダンス界からはアメリカ・イスラエルでのダンスプロジェクトにも参加経験があり、自らの肉体を曝け出す作品を多く創作する「太めパフォーマンス」の乗松薫や、Breakinダンスを主軸に活動する小宮海里が参加。出演者ビジュアルは5月上旬に公開予定となっている。

併せて、公演スケジュールやチケット詳細、そしてゲストを招いてのアフタートーク開催が決定した。『再生』生みの親である東京デスロック主宰・多田淳之介、過去版の『再生』や岩井秀人の歴代作品もよく知るライター/編集者の九龍ジョー、そして2015年快快×岩井秀人版も共作し、今回も再びクリエーションに携わる舞台美術家・佐々木文美&衣裳家・藤谷香子を招き、岩井とアフタートークを行う。

<コメント>
■演出・岩井秀人
さあ、また「再生」する時が来た。
コロナが立ち去ったようで全く立ち去ってなんかいない今、劇場に集まって明確に「命」を再生(Play)し、再生(Rebirth)するタイミングなのだ。
前回の上演は2015年。快快と一緒に作ったこの作品は、7年経った今でも話題に出るほど、観た人に激しすぎる衝撃を与えた。
多田くんの発明したこの作品の構造は至ってシンプルなのに、上演時間も今時珍しい1時間半なのに、これほどまで「命」について感じられ、考えられる作品を、僕は知らない。
「演劇でしか成立しない表現」てのも、僕はこの作品にこそ与えられる言葉だと思う。
誰向けか、と問われれば「元気になりたい人向けじゃ!」と叫びたい。
つまりは、あなた向けの作品なのです。いらっしゃいませ!命のお祭りへ!

■原案・多田淳之介
初めてハイバイを見たのが2006年の『無外流、津川吾郎』で、東京デスロック『再生』初演の初日10日前くらいでした。以来、翌2007年にはハイバイメンバーや岩井さんにも東京デスロックに出てもらったり、うちのメンバーがハイバイに出してもらったり、まさに同時代を歩んできました。岩井さんの魅力は近年の『いきなり本読み!』とかもそうですが演劇の面白がり方だと思っていて、2015年の岩井演出の快快版『再生』にしても原案者冥利に尽きる面白がりっぷりで、今回はハイバイでの公演ということで面白がりの期待も高まります。
『再生』は初演以来、劇団以外にも7バージョンくらい各地の劇団や劇場と作ったバージョンがあるのですが、セリフも登場人物も一切同じものはありません。快快版に至ってはセリフらしいセリフも一切なく、それでも『再生』という作品になるというなんとも稀有な作品です。
今舞台上で生きている身体と今客席で生きている身体が場所と時間を共有するという演劇のコアに特化した面白がりでお届けする90分。ちなみに東京上演は初演以来の17年ぶり、三重は去年に続き3バージョン目、山口では初上演です。初めて見る方も、去年見た方も、久しぶりに見る方も、何回見ても楽しめるというこれまた稀有な作品です。
さぁ岩井さんが今回はどんな稀有な面白がり体験をさせてくれるのか!ビバ!ハイバイ!

<公演情報>
ハイバイ『再生』

演出:岩井秀人
原案:多田淳之介(東京デスロック)
出演:日下七海、小宮海里、田中音江、つぐみ、徳永伸光、南川泰規、乗松薫、八木光太郎、山本直寛(50音順)

【東京公演】
6月1日(木)~6月11日(日) 東京芸術劇場 シアターイースト

■チケット料金(税込)整理番号付き自由席
一般(前半割):4,500円
一般:5,000円
U25:3,500円
ペア割:8,500円

■発売日
・東京芸術劇場ボックスオフィス先行
4月10日(月) 10:00~12日(水) 23:59

・一般発売
4月15日(土) 10:00~
※客席開場は開演の30分前、ロビー開場・受付開始・当日券販売は60分前です。
※未就学児入場不可。
※6月1日~4日の回は前半割料金です。
※車椅子でご来場の方は、事前に問い合わせ先までご連絡ください。なお、車イスをご利用のままでのご観劇をご希望のお客様は、専用スペース(ご購 入席よりも後方になる場合がございます)へご案内させていただきます。

■アフタートークゲスト
6月1日(木) 19:30回
岩井秀人×多田淳之介(東京デスロック)

6月2日(金) 19:30回
岩井秀人×九龍ジョー(ライター/編集者)

6月3日(土) 14:30回
岩井秀人×佐々木文美(舞台美術家)×藤谷香子(衣裳家)

【三重公演】
7月1日(土) 17:00
7月2日(日) 14:00
会場:三重県文化会館 小ホール
※開場は開演30分前、受付開始は開演の45分前。
※未就学児入場不可

■チケット料金(税込)整理番号付き自由席
一般:3,000円
22歳以下:1,500円

チケット発売日:5月13日(土)~
劇場HP:
https://www.center-mie.or.jp/bunka/event/detail/44296

【山口公演】
7月8日(土) 19:00
7月9日(日)15:00
会場:山口情報芸術センターYCAM Bスタジオ
※開場は開演30分前
※未就学児入場不可

■チケット料金(税込・全席自由)
一般:3,000円
any会員/特別割引:2,500円
25歳以下:1,500円
高校生以下:500円

チケット発売日:5月6日(土)~
劇場HP:
https://www.ycam.jp/

公演特設サイト:
https://hi-bye.net/play/saisei2023