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「実は一度お断りをして......」 渡辺翔太&森本慎太郎が挑む舞台『DREAM BOYS』

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『DREAM BOYS』製作発表より、(右から)渡辺翔太(Snow Man)、森本慎太郎(SixTONES)

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2004年1月の滝沢秀明主演による初演以来、20代のジャニーズのタレントによって大切に演じ継がれてきた『DREAM BOYS』。20年目を迎える今回は、主演にSnow Manの渡辺翔太、チャンプにSixTONESの森本慎太郎で上演されることになった。6月29日(木)、都内で会見が行われ、渡辺と森本が思いを語った。

――演出の堂本光一さんからのオファー。具体的にどんなお話をされたのですか?

渡辺 最初にお話をいただいたときに、実は僕は一度お断りをしたんです。『DREAM BOYS』はジャニーズの歴史のある舞台ですし、そして劇場も帝国劇場というすごく歴史のある、みんなが憧れるステージなので、僕でいいのかなという不安感がありました。「なにわ男子とかどうですか?」とお話していたんですけど(笑)、後日また光一さんが「他も見てみたけど、渡辺がいいんだ」ともう一回アプローチしてくださった。そこに心打たれました。そしてメンバーの目黒蓮も「渡辺ならできるよ。やってみたら?」と言ってくれて、やってみようと決意をしました。具体的な打ち合わせはこれからです。

森本 実は僕も一度お断りをしていまして。なぜかというと、僕が帝国劇場に立つには経験不足だと思いまして。舞台に立ってきた回数はちらほらあるんですが、帝国劇場に渡辺翔太と僕ふたりでステージで立つにはまだ実力不足・経験不足ではないかと。僕も「なにわ男子の藤原丈一郎がいいんじゃないか」と推薦していたんですけども(笑)、光一さんから「渡辺と森本で一緒にやってほしい」と。メンバーも「しょっぴー(※渡辺さんの愛称)と森本の“ドリボ”観たい」と言ってくれました。観たいと言ってくれる人がいるのであれば、ステージに立ってもいいのかもしれないと思えるようになって、出演させていただくことになりました。

――仲が良さそうなおふたりですが、改めてお互いの印象をお願いします。

渡辺 彼はマイクを持つと、ふざけたり、ヤンチャだったりして、面白いタイプの陽気な人柄なのかなと思うんですけど、バラエティもやるしお芝居もやるし、マルチにいろいろやっているから、根は真面目なのかなと思っています。ギャップがある人だと思っています。

森本 お褒めいただいて……(笑)。この場に出てくる前に、袖でしょっぴーが「めちゃくちゃ緊張する」と。いざステージに立ったら、どしっと構えて主演らしくいて、男らしい一面もしっかりある。テレビを見ていると、いじられてたり、抜けている部分があったりするんですけど、ふたりでおでかけしていたときは、頼りになる兄貴的存在です。僕は好きな人、尊敬する人として接していますね。

――20年目の『DREAM BOYS』。今の時点で、どんな新しい風を吹かせたいと思っていますか?

渡辺 昔から『DREAM BOYS』という舞台はいろんな先輩たちや仲間がやられていて、中身も変わっていったり、演出も変わっていきました。光一さんが演出をされるようになってからまた一味変わった『DREAM BOYS』になっていると感じています。今年は僕と森本慎太郎がやるということで、新しい風を吹かすというより、ちょっと遡った、いわゆる光一さんの前の『DREAM BOYS』の要素を取り入れて、「THEジャニーズの演出」と「光一さんの演出」の融合ができたらいいなと思っています。時代をちょっと遡るのもありかなと思うので、今後光一さんにご提案してみようかなと思っているところですね。

森本 SixTONESとSnow Manは一緒の日にデビューしたので、対なイメージがあると思います。でも対だけじゃなく、仲もいいところも描けたら。渡辺が言っていた通り、昔の『DREAM BOYS』に出ていて、そこで育っているので、新しい光一さんの演出との融合で新しい風を吹かせられるのかなとは思っています。

「これが最初で最後の舞台」という気持ちで

――ファンの皆様にメッセージをお願いします!

渡辺 『DREAM BOYS』はいろいろな方のイメージがついちゃっていると思うんですよね。「それが変わっちゃって悲しいな」と思う方もたくさんいらっしゃる状況だと思うんですけど、ジャニーズ舞台はどんどん進化していくんだというところを僕と慎太郎で見せたいです。観にくる方に絶対に後悔させない舞台づくりをふたりでしていきたいと思っているので、期待していてください!

森本 僕と渡辺翔太なりの空気感と、ふたりだからこそ出来るお芝居もあると思います。稽古を積んでいって自分たちらしい『DREAM BOYS』にできたら。あと、僕自身は「これが最初で最後の舞台だ」という気持ちで臨もうと思うので、『DREAM BOYS』に懸ける思いが届くように、それを受け取っていただけるように精一杯務めていけたらなと思います。ぜひチェックしてくれよなという感じです。

「すれ違ってしまった現在のふたり」をテーマにしたポスタービジュアル

公演は2023年9月9日(土)〜28日(木)、帝国劇場にて。渡辺、森本のほか、7 MEN 侍、少年忍者、紫吹淳、鳳蘭が出演する。

取材・文・撮影:五月女菜穂

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