藤原紀香・剛力彩芽・高島礼子があの怪盗三姉妹に!明治座創業150周年ファイナル公演『メイジ・ザ・キャッツアイ』
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明治座創業150周年ファイナル公演として2024年2月6日(火)から明治座で開幕する舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』。開幕を前にした23年12月19日(火)、東京都内で製作発表会見が行われた。
本作は、北条司による漫画『CAT'S♥EYE』を原作に、劇中の舞台を明治時代に移し、怪盗三姉妹の活躍を描く。
三姉妹の次女である来生瞳を演じる藤原紀香は、美しいボディラインと振袖が映える青いオールインワン姿で登場。映画版に出演した経験を踏まえ「大好きな作品に、人生に2度もご縁がある幸せを噛み締めています」と話し、「台本を読んでみると絢爛豪華で。歌ありダンスありショー要素あり宙乗りありで、お客様が本当に喜んでくださるだろうなと思いました」などと興奮気味に話していた。歌舞伎俳優で夫の片岡愛之助が新作歌舞伎『流白浪燦星(ルパン三世)』(〜12月25日まで新橋演舞場)に出演中であることにも触れ「昔から愛される作品に関われることは嬉しいですし、責任感とリスペクトを持って頑張ろうと話したり、『家にドロボーが多いね』という話をしたりしています」と微笑ましいコメントも。
三姉妹の長女・来生泪を演じるのは高島礼子。同じ北条作品の『エンジェル・ハート』のドラマ版に出演した経験のある高島は「今回は泪姉さんをやらせていただくということで緊張はしておりますが、楽しみにしております。初めての共演者の方々がほとんどで、刺激を受けながら負けずに頑張りたいです。お客様の心の中に生き続けるような作品になれば」などとコメントしていた。
三姉妹の三女・来生愛を演じる剛力彩芽は「私は明治座で初舞台を踏み、そこから30代になって再び明治座の舞台に立たせていただけることが嬉しいです」と笑顔。「愛役はボーイッシュで活発でイメージにぴったりと言っていただけるのですが、理系は得意ではないので、しっかりした愛ちゃんに見えるように頑張ります」と話す。
脚本を手掛ける岩崎う大(かもめんたる)は「明治座さんでやらせてもらうという話をいただいたときは『ついに俺もここまできたか』と思いました」と話しつつ、「明治時代と『CAT'S♥EYE』というマリアージュの中で脚本を書きながら『いい閃きかも』と感じることが何度もありましたので、あとは皆さんに表現していただけたら」と期待を寄せていた。
また、演出の河原雅彦は「俳優さんを入れての稽古はこれからで、まだ音楽、振付、衣装などさまざまな打ち合わせ段階ですが、盛り沢山のエンターテイメント作品になっています。歌あり、ドロボーあり、空の方に人が飛んで行ったりと大変なのですが......カンパニー一同でガチッとまとめられたら、とても楽しく明治座創業150周年ファイナルを飾るにふさわしい公演になると思います」と語っていた。
会見には、そのほか染谷俊之、上山竜治、新谷姫加、長谷川初範、美弥るりかが出席した。公演は3月3日(日)まで。
取材・文:五月女菜穂
<公演情報>
明治座創業150周年ファイナル公演 舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』
公演期間:2024年2月6日(火)~3月3日(日)
会場:明治座
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/catseye/