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藤原紀香「歌にダンスに宙乗りに。本当に楽しい舞台」

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(撮影:石阪大輔)

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明治座創業150周年ファイナル公演として2024年2月6日(火)から明治座で開幕する舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』。北条司による漫画『CAT’S♥EYE』を原作に、劇中の舞台を明治時代に移し、怪盗三姉妹の活躍を描く。

三姉妹の次女・来生瞳を演じる藤原紀香は「北条先生の作品は、登場人物が格好良くて、愛やユーモアがあり、色気を感じるから大好きで。中でも『CAT’S♥EYE』は、物心ついた頃から読んでいました。当時の私にはちょっと大人っぽくて。綺麗なお姉さんたちが活躍して、トシも三枚目で可愛くて、家族愛も感じて、ワクワクドキドキするお話だなと連載が楽しみでした」と原作への愛を語る。

今回の岩崎う大による脚本については「明治の色や香りがどんな風に入ってくるのかなと思って、脚本を楽しみにしていました。和太鼓や笛、津軽三味線なども出てきて。お衣装に関しても鹿鳴館の雰囲気のようなものがあったり、江戸後期の文化もあったり、随所に時代を感じさせる要素が散りばめられていました」と話した上で、「歌にダンスにショー要素に、アクションやそれから宙乗りもあって、お客様にとっては本当に楽しいお祭りのような舞台になるだろうなと思いました」。

三女・来生愛を演じる剛力彩芽も、脚本について「私自身、自分がステージに立っていることよりも、気がつけば客席で作品を観る側の視点で脚本を読んでいて、華やかで楽しいだろうなと思いました」と話す。そして「愛ちゃんの一人称は“僕”ですが、演出の河原(雅彦)さんと『明治時代に僕というのだろうか?拙者とかになるのだろうか?』と話しつつ(笑)、でもやっぱり愛ちゃんといえば“僕”だからそのまま行こうかということになって……。明治時代でもあり、『CAT’S♥EYE』の背景もあり、それを現代にやる意味もあり、いろいろな要素がきっと含まれてくるでしょうね」と期待を寄せる。

役と自分自身の共通点について「活発明朗で、ちょっとドジで、負けず嫌いで。そんなにかけ離れてはいないかな」(藤原)、「頭の良さが全然違うけれど、ボーイッシュなところは割と似ている」(剛力)と重なる部分が多いようだが、長女・来生泪を演じる高島礼子だけは「私は“大人の魅力”とか“常に冷静沈着”と言われることが多いのですが、色気があるかどうかは自分では分からないというか、人様が判断することだと思いますし、自分としては最近はむしろ子どもっぽくなったと思う。私はせっかちだし、結構天然ボケな部分もあるので、泪姉さんとは違うかな」。ただ一方で「でも全く違うタイプだからこそ、演じやすい」とも。

原作がある作品に出演することについて、藤原は「1990年代に映画で泪姉さんを演じましたが、大人っぽく作ろうと頑張っていた部分はありました。今回は初の瞳役。大好きな作品に人生に2度もご縁がある幸せを噛みしめながら、瞳のキャラクターをもう1回叩き込もうと原作を含めまたいろいろなものを見直します」。

剛力は「正直、私はこれまで原作に触れてはこなかったのですが、漫画が大好きなので、これを機に北条先生の作品を読み漁ろうと思っています」と話し、北条作品の『エンジェル・ハート』ドラマ版に出演した経験がある高島は「人気コミックの実写版に出演するのは、ものすごくプレッシャー。なぜなら皆さんご自分の中でキャラクターのイメージができているから。今回は監督やう大さんの世界観を存分に活かしつつ、『CAT’S♥EYE』のファンのイメージも壊し過ぎたくはない。皆さんの期待を裏切らず、うまいバランスを見つけて、創業150周年のファイナル公演らしく華やかに頑張りたいです」と語った。

取材・文:五月女菜穂
撮影:石阪大輔

<公演情報>
明治座創業150周年ファイナル公演
舞台『メイジ・ザ・キャッツアイ』

公演期間:2024年2月6日(火)~3月3日(日)
会場:明治座
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/catseye/

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