浦和・ホイブラーテンがシーズンチケットをお届け!!
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マリウス・ホイブラーテン(浦和レッズ) (C)URAWA REDS
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すべて見る自宅に荷物が届いたので外に出てみたら、憧れの人が立っていた――。そんな現実離れした企画が、浦和レッズによって実施された。
その企画とは、シーズンチケット2024購入者のもとへ選手が直接、チケットや特典を届けるというもの。シーズンチケットは通常郵送されているが、たくさんのシーズンチケットホルダーに支えられている感謝の気持ちも込め、特別企画として選手が購入者のご自宅に直接届けることに。浦和のトップパートナーであるDHLジャパンの協力を得て実現した。
特別企画の大役を任されたのは、マリウス・ホイブラーテン。昨季はJリーグ初年度ながらベストイレブンに選出されるなどリーグ最少失点に大きく貢献したCBが浦和のトレーニングウェアからDHLのユニフォームに着替え、2月10日・シーズンチケットを届けた。
DHLのユニフォームに着替えた時点で「僕のサッカー選手の次の仕事はこれだね」と話したり、宛先に「To:URAWA REDS SUPPORTER」と記載されたシーズンチケットが入った封筒を持って笑顔で駆け出すようなジェスチャーを見せたりするなど、上機嫌な様子でこの企画に臨んだホイブラーテン。
当選者の自宅のインターホンを押すと、「あなたへのお届けものです」とシーズンチケットを手渡し、機器を使いながら「(受け取りの)サインをお願いします」とスムーズに配達員の役割をこなした。
今回、約2万人の中からたった1組選ばれたのは、1歳の第2子も含めて4人全員がレッズの熱狂的なサポーターだというご家族。特に奥様はホイブラーテンの大ファンとのことで、憧れの選手の突然の訪問に目を輝かせていた。
マリウスは「浦和レッズをいつもサポートしていただき、ありがとうございます。今年も一緒に闘い、よいシーズンを過ごしたいと思っています」と日頃の感謝の気持ちを伝えると、「リーグ優勝してほしいです」とのお願いに対しては、「リーグはもちろん、ルヴァンカップも両方、ベストを尽くします」と力強く返していた。
また、サイン入りのスパイクを長女に手渡しながら「おうちの中では使わないでね」と冗談混じりで言えば、1歳の息子が自身と同じ左利きと聞くと「ベストです。将来はサッカー選手になるかもしれませんね」と話すなど、和やかに交流していた。
購入者の自宅に訪ねる前には「サポーターは我々にとって非常に大事な存在です。相手のリアクションを見るのも楽しみです」と話していたホイブラーテン。実際に企画を終えると、「このように家族のみなさん、ファン・サポーターのみなさんが喜んでいる姿を見られたのは非常にポジティブで楽しかったです」と爽やかな笑顔を見せた。
一方、ホイブラーテンのサプライズ訪問を受けたご主人は「選手が来てくれる貴重な体験ができて、すごくうれしかったです。びっくりしました。今年もたくさん試合を観にいきたいです」、奥様は「マリウス選手が大好きなので本当にうれしかったです。まさか来ていただけるとは思いませんでした」と喜びを語り、レッズへの愛や観戦意欲をさらに強めている様子だった。
果たして、浦和はホーム開幕戦で今季初白星を飾れるのか。『明治安田J1リーグ』第2節・東京ヴェルディ戦は3月3日(日)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。試合当日、南門チケットブース付近の特設ブースで2024シーズンチケットの会場販売も実施。試合の模様はDAZN、テレ玉にて生中継。
取材・文:菊地正典
浦和レッズ対東京ヴェルディ 明治安田J1リーグのチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2449386
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