三月場所の感動的な新入幕Vから1週間、大相撲は春巡業へ!
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大の里 (C)日本相撲協会
110年ぶりとなる尊富士の新入幕優勝の快挙に沸きに沸いた『大相撲 三月場所』から1週間、早くも春巡業がスタートする。3月31日(日)・伊勢神宮での『第67回 神宮奉納大相撲』を皮切りに途中4月16日(火)・両国国技館での『能登半島地震復興支援・勧進大相撲』を挟みながら、4月28日(日)・深谷市総合体育館での『令和六年 春巡業 大相撲深谷場所』まで14都府県20会場を巡るのだ。
残念ながら、右足首のじん帯を損傷しながらも千秋楽に強行出場した尊富士は春巡業を休場し、治療に専念することに。また『三月場所』で5勝10敗と大きく負け越した霧島、勝ち越しを決めた14日目から休場した貴景勝の二大関、平幕の明生、剣翔、玉鷲、島津海もケガのため休場が発表された。休場する力士たちはケガが直り次第、途中から合流する可能性もある。
尊富士は不在だが、『三月場所』のもうひとりの主役・大の里は春巡業に参加する。新入幕の『一月場所』から二場所連続で11勝4敗、ざんばら髪の大器は先場所の敢闘賞に続き、今場所は敢闘賞と技能賞のダブル受賞。23歳の新星は春巡業では土俵の上でも土俵の外でも人気を博すだろう。さらに新大関として及第点の二ケタ勝利を挙げた琴ノ若、千秋楽で大の里を破り11勝をマークした大関・豊昇龍、『五月場所』での三役復帰が目される朝乃山も虎視眈々。『三月場所』を7日目から途中休場した横綱・照ノ富士も参加を予定。師匠の伊勢ケ浜親方から土俵入りだけでもできる状態に体調を戻すよう厳命されている。
春巡業では横綱の土俵入りをはじめ、幕内の取組や稽古、美声自慢の力士の「相撲甚句」、相撲の禁じ手や珍しい決まり手をコミカルに実演する「初切」など、朝から午後まで満喫できる。本場所とは異なり、力士たちの穏やかな表情を間近に見られるのも楽しみのひとつ。
【令和六年 春巡業行程】
3月31日(日)・神宮相撲場(三重県)
4月1日(月)・箕面市立第一総合運動場 スカイアリーナ(大阪府)
4月2日(火)・浜坂中学校体育館(兵庫県)
4月3日(水)・一宮総合体育館 いちい信金アリーナ(愛知県)
4月4日(木)・エナジーサポートアリーナ(愛知県)
4月5日(金)・福井県営体育館 メインアリーナ(福井県)
4月7日(日)・富山市総合体育館(富山県)
4月11日(木)・御殿場市体育館(静岡県)
4月12日(金)・川越運動公園総合体育館(埼玉県)
4月13日(土)・秋葉台文化体育館(神奈川県)
4月14日(日)・さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ(埼玉県)
4月15日(月)・靖國神社相撲場(東京都)
4月18日(木)・バルドラール浦安アリーナ(千葉県)
4月19日(金)・川崎市とどろきアリーナ(神奈川県)
4月20日(土)・横浜アリーナ(神奈川県)
4月21日(日)・ALSOKぐんま武道館(群馬県)
4月25日(木)・木更津市民体育館(千葉県)
4月26日(金)・アダストリアみとアリーナ(茨城県)
4月27日(土)・所沢市民体育館(埼玉県)
4月28日(日)・深谷市総合体育館(深谷ビッグタートル/埼玉県)
春巡業のチケットは発売中。3月31日(日)のチケットは予定枚数終了。4月2日(火)・5日(金)・13日(土)・25日(木)のチケットは取り扱いなし。
能登半島地震復興支援・勧進大相撲のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2449757