七五三掛龍也&吉澤閑也主演、ダークファンタジーの傑作『ダブリンの鐘つきカビ人間』ミュージカル版本日開幕
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PARCO&CUBE produce 2024 ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』ビジュアル
ダークファンタジーの名手・後藤ひろひとが1996年に生み出し、2002年、2005年、2015年と上演が重ねられてきた『ダブリンの鐘つきカビ人間』が、ミュージカルとして生まれ変わる。脚色と演出を手掛けるのは、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズや堂本光一主演の『チャーリーとチョコレート工場』、東京2020パラリンピック開会式などで知られるウォーリー木下。ケルト民話を思わせるファンタジックな世界観を持つ作品に合わせ、ケルト音楽に造詣の深い中村大史が音楽を担い、Travis Japanの七五三掛龍也と吉澤閑也が主演を務める。
中世アイルランドを思わせる不思議な土地を旅していた聡(吉澤)と真奈美(加藤梨里香)は、一夜の宿を求めて立ち寄った洋館で、そこに住む老人(松尾貴史)の語る昔話に心奪われる。それは昔むかし、この土地を不思議な病が襲っていた時のこと。人それぞれ症状が異なるなかで、最も不幸だったのは、心は水晶のように美しいが醜い容姿となってしまったカビ人間(七五三掛)だった。村人たちに疎まれていた彼はある日、思っていることと反対の言葉しか話せなくなったおさえ(伊原六花)に出会い、互いに惹かれ合っていく。聡と真奈美は老人の話を聞くうち、いつしかこの不思議な世界の中に入り込んでいて――? ほかに入野自由、コング桑田、小松利昌、竹内將人、中村梅雀らが出演。
かつて後藤が率いていた遊気舎の作品に演劇を始めた頃に出会い、衝撃を受けたという木下が「ミュージカルにしたいと言ったのは僕です」と語る意欲作は、本日7月3日(水)に東京・東京国際フォーラム ホールCにて開幕。後藤×木下の初タッグと共に、「作品を通してユーモアや切なさ、感動のエンターテイメントをお届け出来ればと思います」(七五三掛)、「お芝居をしっかりさせてもらうのは今回が初めてなので自分が思う聡というキャラクターを出せたらと思います」(吉澤)と意気込む、主演のふたりの演技にも注目したい。
ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』予告映像
文:熊田音子
<公演情報>
PARCO&CUBE produce 2024 ミュージカル『ダブリンの鐘つきカビ人間』
作:後藤ひろひと
脚色・演出:ウォーリー木下
音楽/音楽監督:中村大史
出演:
七五三掛龍也(Travis Japan) 吉澤閑也(Travis Japan) 伊原六花 加藤梨里香
入野自由 コング桑田 小松利昌 竹内將人
安田カナ 安福毅 Ema 工藤広夢 半山ゆきの
松尾貴史 中村梅雀
演奏:中村大史 奥貫史子 石崎元弥
スウィング:森本さくら 木村風太 森山雅之
【東京公演】
2024年7月3日(水)~7月10日(水)
会場:東京国際フォーラム ホールC
【大阪公演】
2024年7月20日(土)~7月29日(月)
会場:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/dublin2024/
公式サイト:
https://stage.parco.jp/program/dublin2024