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EXILE TETSUYAインタビュー 長く続ける秘訣は「ストーリーを強烈に大事にすること」

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EXILE TETSUYA (撮影:杉映貴子)

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EXILE、EXILE THE SECONDのパフォーマーとして活躍するTETSUYAさん。近年では、アーティスト活動だけではなく、株式会社expgのCEOにも就任し、未来のエンターテイナーの育成にも力を注いでいます。そんなTETSUYAさんがプロデュースするコーヒーショップ「AMAZING COFFEE」の新店舗が7月11日に、豪徳寺にオープンしました。

新店舗はTETSUYAさんの夢でもあったという焙煎所も併設。そして、電車をイメージした店内はワクワクがいっぱいです。
今回、オープン前日の新店舗にてTETSUYAさんにインタビュー! 新店舗への思い、またプライベートでのTETSUYAさんのこだわりについてお聞きしました。

内装には初心に返る意味も込められている

――豪徳寺店オープン日である7月11日が9周年ということで、おめでとうございます!

ありがとうございます。間に合ってよかった(笑)。
新店舗を作るのは久しぶりだったので、バッタバタでしたね。

――今回、豪徳寺という場所を選ばれたのはどういった理由だったのでしょう?

本当にみなさん言われるんですよね。LDHのスタッフの方にもたくさん聞かれましたね、「なんで豪徳寺なの?」って。
でも、こういう物件はやっぱり出会いなんですよね。あとは、世田谷付近に作りたいと思っていたのと、小田急線の豪徳寺、経堂、千歳船橋のエリアだと、ちょうどいい距離感というか。中目黒からそんなに遠くもなく、近くもない場所に作りたかったんです。ちょうどいいところに見つかったな、と僕自身は思っています。

――こういう奥行のある物件を探されていたんですか?

いや、全然。最初は「なんでもこい!」でしたが、いくつか内見した中で、ここを見た瞬間にこの奥行の感じは電車だね、とコンセプトが決まりました。

――物件を見られてからコンセプトが決まったんですね。

そうです、そうです。どんな店にしようかスタッフと、AMAZING COFFEEの内装をずっと手掛けてくれているよもさん夫婦さんと話している中で、どんどんコンセプトが決まっていきました。

――お店に入った瞬間にテンションが上がるような内装です。そのこだわりについてお聞かせいただけますか。

AMAZING COFFEEの中目黒店を作ったときから、自分のコーヒーへのストーリーや、ダンスとのストーリー、エンタテインメントを全て集結させたようなお店を作っていきたいという思いがあったので、細部にこだわりを持っています。

よもさんご夫婦がお話をしている中で、僕のそういうストーリーを紡ぎ取ってくれたんですよね。「こういう形にしたらいいんじゃない?」という提案をいただいたりして、そういうやりとりの中でAMAZING COFFEEの世界観は作られていますね。

――今回、「電車」ということで思い入れというところで言うと?

これまで、ずっと乗り物をコンセプトにしてきたんです。例えば、バスがあって、羽田空港は飛行船、Abema Towers内には船、渋谷パルコでは宇宙船にして、だとか。そんなふうに作ってきた中で、コロナ禍で3店舗ぐらい閉めちゃって。

7月11日に新たな再出発となると、初心はやっぱり「『Choo Choo TRAIN』だね」という話になったんです。焙煎って豆を焼くものなので、その豆を焼いた熱で動く「Choo Choo TRAIN」をコンセプトにしているので、運転席も作っていただきました。

――運転席は年齢問わず、みんな好きですよね。

間違いないですね。普通のコーヒー屋さんではあそこにこだわる、ということはしないと思うんです。でも、僕らはエンタテインメントやストーリーへのこだわりがあって作るからAMAZING COFFEEってエンタテインメントコーヒーショップって言えるよね、と。

――お店に入った瞬間に、世界観にひたれるのが良いですよね。

大人が来てもわくわくして、子どもも安全に楽しめるような場所を作りたいな、と中目黒のお店を作るときからあったので、すごく良いお店になりました。

――ちなみに、TETSUYAさんがとくにお気に入りのスポットはあるんですか?

個人的には、グリーン席を模した予約席は間違いなくお気に入りですね。
車両によって食堂車もあれば、寝台車もあってグリーン車もあって、というような車両の分け方をしたかったんです。中目黒店で言うと、中二階がありますが、そういう雰囲気にしたいな、と思っていて。少し特別感がある場所にしてみました。

「僕自身、ホットサンドが好きなんです」

――コーヒーとホットサンドを試食させていただいたんですが、本当においしくて。メニュー開発にはどれぐらい携わられたんですか?

AMAZING COFFEEの焙煎士 菊池さんが、商品開発や味のクオリティチェックはしますが、最初のアイデアや、味の変化、見栄えなどのプロデュースは全て携わっています。

――今はホットサンドがメインで。

最初はホットサンドでスタートしよう、ということで、今後のメニュー展開はいろいろしていきたいなとは思っていますね。ただ、僕自身、本当にホットサンドが好きなんですよ。

――そうなんですね!

家にもホットサンドメーカーがあるんですよ。ハムチーズサンドを毎朝作ったりしていたんです。
ワンハンドで何かほしいな、ということで何店舗かやっていますが、本格的にちゃんとしたプレートとしてイートインで出したいね、ということで。中目黒にあるLA・PANさんというパン屋さんにお願いしてホットサンド用に食パンも作っていただきました。
もちろん、僕も食べますが、LDH kitchenのいろいろな店舗のシェフさんたちも意見を出していただきました。だから、LDH kitchenみんなで作ったようなものですね。今まであまりフードを本格的にはやってきていないので、僕自身「おいしい」「まずい」の判断や、「こういうコンセプトでこういうものを作りたい」ということは言えますが、細かい食材はプロの方に任せています。
でも、アイスがのっていたり、鉄板で焼くスペシャルバージョンだったりとか……間違いなくおいしいです!

心地よく過ごすための「こだわり」は?

――TETSUYAさんご自身は、普段、コーヒーの飲み方でこだわられている点はあるんですか?

自分ではあまりアレンジドリンクは作らないですね。とにかくコーヒーの味を楽しんでいます。
仕事柄、いろいろな地域に行くので、そこにある地元のコーヒー屋さんで豆をとにかく買う。家でドリップして、余ったお豆はお店に持って来てみんなにも飲んでもらって共有する……ということをやっています。コーヒーに対しての熱は、始めたときからずっと変わっていないかもしれないですね。

――ちなみに、おいしい淹れ方のコツはありますか?

技術が必要な淹れ方ももちろんありますが、今は器具が進化しているし、豆を挽いてお湯につければもうおいしくなるんですよね。それくらい簡単にできるものがたくさんある。あとは好みの豆を探すのがいいかもしれませんね。コーヒーらしい深煎りの豆なのか、もう少しフルーツや花を感じられるような浅煎りの豆なのか、という自分の好みを探すのはとても大事かな、と。

――たしかに、種類と煎り方でもう何百種類とありますもんね。

だから、とにかく自分が好きなものを見つかれば、それが正解だし。
最近、まずいコーヒー屋さんってないじゃないですか。

――言われてみるとそうですね。

コンビニのコーヒーもおいしいんですよね。あの値段であのクオリティーを出されたらもうお手上げです(笑)。でも、そんなにまずいものなんてないので、どこでもきっとおいしい豆は絶対に買えると思います。

クオリティーを担保しながら、ストーリーを感じるのが付加価値になって、なおかつイートインができると今までと変わった体験ができるかな、と思えるので、このお店もこれからがすごく楽しみですね。

――AMAZING COFFEEも含め、日々お忙しいと思うんですけど、ご自宅では心地よく過ごすために何かやられていることはありますか? コーヒー以外でこだわられていることだとか。

そうだな……パジャマはこだわって着ていますね。

――意外なものが!

ジャージでは寝ないです。最初はシルクのパジャマを着てみましたが、やっぱり素晴らしくて。すごいな、と思って着ていましたが、世の中にはもっといいパジャマがあるんだなと気づいて、いくつか好きなパジャマがあります。

――素材感が好きなものがある、とか?

そうですね。伸びない生地とか嫌だな、とか。あと夏も絶対に長袖長ズボンです。冷えてだるくなるんですよね。かと言ってクーラーをつけっぱなしで寝る勇気はありません(笑)。

――今は本当に命の危険になりますからね……。
睡眠を大切にされているんですね。

寝るのを楽しみにしながら働いているのかもしれないですね。全力を尽くさないと無理なんですよ。コーヒー屋もそうですけど、パフォーマンスも、EXPGもそうですね。疲れ切って帰って、やっと寝られる、という幸せな瞬間が大好きですね。

――中途半端にやるのが気持ち悪くなられるんですね。

そうですね。だから、たまに早く帰れると不安になります。「あれっ、いいのかな」って。いいのか悪いのか分かりませんけど、スケジュールが埋まっているほうが好きかもしれないですね。

自身の夢は……「もう少しステージにも立っていたいな」

――アーティストして長く活躍していらっしゃることはもちろん、ブランドも9周年です。続けていく上で大切にされていることはどういったことでしょうか。

ストーリーを強烈に大事にしている、ということはあるかもしれません。ストーリーをしっかり形にしていれば、また来たいと思ってもらえるでしょうし、ストーリーや思いをきちんとスタッフに共有しています。
僕の夢でもありますが、みんなの夢にもなっているということが続けられた一番の要因、コロナ禍を切り抜けられた要因ではありますね。

――どうしてもコロナは大きな壁にはなりますよね。

本当にそこがやっぱり……。あの状態があと1年続いていたら多分潰れていましたね。たくさんの人の協力や思いがあって、そこを乗り切れたことが大きかったです。

――今回、焙煎所併設が夢のひとつとコメントもされていたかと思うのですが、最後にブランドとして、そしてTETSUYAさんご自身の夢をそれぞれお聞かせください。

僕が当初描いたAMAZING COFFEEの夢は全て叶っています。もちろん、全国に店舗を作りたいとか、焙煎機を持てたから今度は買い付けに行きたいとか。買い付けられたら農園を持ちたいとか。広がる夢はたくさんあるのはありますが、今回、ストーリーとして素敵だったことがあって。

バイトから入ってきた女の子がコーヒーを勉強して焙煎士になりたいという夢を持って、その夢と僕の夢が重なるからこういうお店を持てたんですよね。スタッフさんの夢も叶えられたというトーリーが僕の中でも感動的だったので、そういう体験をさらに増やしていける場所にできたら素敵だな、と思っています。
あとは単純にファンのみなさんにも、土地のみなさんにも愛してもらえるような場所にしていくことが目標ではありますね。

個人的には……やっぱりもう少しステージにも立っていたいな。欲張りなんですけど。
自分がステージに立ってEXILEやって、EXILE THE SECOND、EXILE B HAPPYをやってだとか、いろいろなものをステージ上から観られているから、こういうお店を作れたりもしています。必要としていただいていることを感じられるなら、もう少しステージ上でパフォーマンスしていたいな、という話は最近よくセカンドのメンバーみんなでしています。

――そういう話題も上がるんですね。

ファンの人たちからも「そろそろパフォーマーやめちゃうのかな」というような不安な声も聞こえてきたりするんです。でも、セカンドのみんなで集まると「まだまだ楽しいね!」「もう少し踊っていたいね」という話をできているのが幸せなので、僕もこの電車でありませんが「Choo Choo TRAIN」をもう少し回っていたいな、と思います。

取材・文:ふくだりょうこ 撮影:杉映貴子

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AMAZING COFFEE 豪徳寺店

〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺1-23-14 メゾン園田1F

営業時間:9:00~19:00
店休日:不定休
※営業時間・店休日につきましては、変更になることもございますので予めご了承ください。
※混雑状況によっては、番号札を配布させていただき、時間帯毎にご案内させていただく場合がございます。

公式サイト:
https://www.amazingcoffee.jp/

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