ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』、ついに8月2日から本公演がスタート!
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『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』取材会より、前列左から)浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一 後列左から)濱田めぐみ、安蘭けい、益岡徹、鶴見辰吾
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すべて見るミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』の本公演を8月2日(金)に控えるなか、会場となる東京建物 Brillia HALLにてプレスコール及び取材会が行われ、主人公ビリー・エリオットを演じるクワトロキャストの浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一が勢ぞろいし、意気込みを語った。
1980年代のイギリス北部の炭鉱の町を舞台に、ある日バレエ教室のレッスンを偶然目にし、バレエダンサーを目指す少年ビリーと、彼を取り巻く大人たちの姿を描いた映画『BILLY ELLIOT』(2000年製作/邦題『リトル・ダンサー』)を、監督を務めたスティーヴン・ダルドリー自らが演出を手がけ、エルトン・ジョンをはじめ、世界最高峰のクリエイターと共に2005年にミュージカル化した本作。今回のビリー役を演じる浅田、石黒、井上、春山の4名は、約1年にわたる育成型のオーディションと、半年のレッスン・稽古期間を経て、本作に挑んでいる。
●浅田良舞
「(オープニング公演で)たくさんの拍手をもらえて、うれしかったです。今後、もっとお客様を感動させられるように頑張りたいです」
●石黒瑛土
「今までにない歓声を受けて、幸せでした。これからも努力して、お客様を感動できるように頑張ります」
●井上宇一郎
「初日はすごい拍手をもらえて、楽しくて、うれしくて。うれしかったんですけど、今後もどんどんレベルアップしていけるように頑張っていこうと思います」
●春山嘉夢一
「お客様のたくさんの拍手をもらえて、とてもうれしかったです。これからも、もっともっと拍手をもらえるように頑張りたいと思います」
ビリー役のクワトロキャストが、本公演への意気込みを語り降壇した後、息子・ビリーの夢を猛反対する炭鉱夫の父親を演じる益岡徹と鶴見辰吾(ダブルキャスト)、ビリーの才能をいち早く見抜いたウィルキンソン先生役の安蘭けいと濱田めぐみ(ダブルキャスト)が取材に応じ、初日を迎える心境を語った。
益岡は「明日から本公演ということで、いよいよ大きな航海が始まるんだなと実感しています」と表情を引き締め、「僕ら大人は、すばらしい子どもたちと“ひと塊”になって、お客様の膨らむ思いに応えていきたい」と決意表明。一方、鶴見は「初日が始まってしまうと、こうしてみんなで会う機会もなくなってしまう」と早くも寂しさをにじませ、「我々も子どもたちから刺激を受けますし、ちょうどパリオリンピックも始まったので、(ビリー役のクワトロキャストを)強化選手に重ねてみてしまう。もうね、団体で金メダルですね」と士気を高めた。
そんなビリーたちを見守る“大人目線”のコメントに、安蘭も思わず「本当に、この子たちのために頑張ろうと思える」と目を細め、「この子たちがちゃんと演じられる空気が自然に生まれる稽古場で、これも作品の持っている力」と力説。本作に初参加する濱田は「無我夢中で必死だったが、劇場のお客様が、(劇中の)大人たちと同じ心境で、ビリーたちを温かいエネルギーで包んでいる」と本作ならではの雰囲気を語り、「みんなで団結し、助け合いながら寄り添い、フォローし合っている」と感謝していた。
取材・文・撮影:内田涼
<公演情報>
Daiwa House presents ミュージカル『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』
脚本・歌詞:リー・ホール
演出:スティーヴン・ダルドリー
音楽:エルトン・ジョン
出演:
ビリー・エリオット(クワトロキャスト):浅田良舞 石黒瑛土 井上宇一郎 春山嘉夢一
お父さん(ダブルキャスト):益岡徹 鶴見辰吾
ウィルキンソン先生(ダブルキャスト):安蘭けい 濱田めぐみ
おばあちゃん(ダブルキャスト):根岸季衣 阿知波悟美
トニー(兄)(ダブルキャスト):西川大貴 吉田広大
ジョージ:芋洗坂係長
オールダー・ビリー(トリプルキャスト):永野亮比己 厚地康雄 山科諒馬
ほか
【東京公演】
オープニング公演:2024年7月27日(土)~8月1日(木)
本公演:2024年8月2日(金)~10月26日(土)
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
【大阪公演】
2024年11月9日(土)~11月24日(日)
会場:SkyシアターMBS
チケット情報:
https://w.pia.jp/t/billyelliot2024/
公式サイト:
https://billy2024.com/
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