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ギャルソン、ロエベ、ディオールなどの衣装から 「着ること」の面白さや奥深さを紹介 『LOVE ファッション─私を着がえるとき』京都国立近代美術館で

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ドレス(ローブ・ア・ラ・フランセーズ)(部分) 1775 年(テキスタ イル 1760 年代) © 京都服飾文化研究財団、撮影:畠山崇

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京都国立近代美術館(MoMAK)では、2024年9月13日(金)より、京都服飾文化研究財団(KCI)との共同企画展『LOVEファッション-私を着がえるとき』を開催する。KCI が所蔵する18世紀から現代までの衣装コレクションを中心に、人間の根源的な欲望を照射するアートや文学作品と ともに、ファッションとの関わりにみられる様々な「LOVE」のかたちについて考える展覧会だ。

「自然にかえりたい」「綺麗になりたい」「ありのままでいたい」「自由になりたい」「我を忘れたい」という5つのキーワードで構成される同展では、KCIが厳選した18世紀以降の衣装を通じて、「着ること」の面白さや奥深さを紹介。また時代や性別を超えた衣装で人々の固定概念を揺さぶる川久保玲(コム・デ・ギャルソン)や、コロナ禍、2度に渡る延期を乗り越えて発表されたジャン=ポール・ゴルチエとサカイのコラボレーションなど、着る人や作り手の「LOVE 」にあふれた作品にも注目だ。

Loewe(ジョナサン・アンダーソン)ドレス(部分)2022 年秋冬 © 京都服飾文化 研究財団、撮影:来田猛

と同時に、会場では様々な願望や葛藤を抱えながら現代を生きる「私」のありようを、現在活躍するアーティストたちの作品を通して紹介。身近な友人との日常を切り取ったヴォルフガング・ティルマンスの写真や、同世代の女性たちのインタビューを題材に描いた松川朋奈の絵画などから、服を着る「私」の存在とその認識を考える。

Christian Dior(クリスチャン・ディオール)イブニング・ドレス 1951 年春夏 © 京都服飾文化研究財団、撮影:来田猛

同展ではグラフィック・デザインに、「第8回横浜トリエンナーレ」(2024)の総合グラフィック・デザインを手掛けた岡﨑真理子、会場デザインに、気鋭の建築コレクティブGROUPを起用。 翻訳家・柴田元幸氏の記念 講演会、アーティストによるギャラリー・トーク、ワークショップなどの関連イベントとともに、展覧会オリジナルグッズも多数用意されている。どちらも今後の追加が予定されるので、イベントの申し込み方法やスケジュールも含めて、詳細は同展特別サイトで確認を。

<開催概要>
『LOVE ファッション─私を着がえるとき』

会期:2024年9月13日(金)~11月 24日(日)
会場:京都国立近代美術館)
時間:10:00~18:00、金曜は20:00まで(入館は閉館30 分前まで)
休館日:月曜(9月16日、23日、10月14日、11月4日は開館)、9 月17日(火)、9 月24日(火)、10月15日(火)、11月5日(火) )
料金:一般1,700円、大学1,100円、高校600円
公式サイト:
https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionarchive/2024/460.html

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