首位町田の国立初勝利か? 監督交代の浦和の2か月ぶり勝利か?
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中山雄太(FC町田ゼルビア) (C)J.LEAGUE
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すべて見る立場は違えど、白星は譲れない。『明治安田J1リーグ』第29節でFC町田ゼルビアと浦和レッズが激突。首位を走る町田は国立競技場初勝利を目指し、8月27日にペア・マティアス・ヘグモ監督との契約解除を発表した浦和は後任のマチェイ・スコルジャの諸手続きが完了するまで池田伸康暫定監督が率いる中2か月ぶりとなる勝点3を狙う。
後半戦に入って、4勝4分2敗と乗り切れない町田だが、鹿島アントラーズやヴィッセル神戸などライバルたちも思うように勝点を積み重ねられず首位をキープしている。だが、第22節終了時勝点12差の7位だったサンフレッチェ広島が6連勝を飾り、勝点2差まで詰めてきた。町田は前節アルビレックス新潟とスコアレスドローに終わっている。これ以上、足踏みは許されない。
負けられない理由はまだある。8月29日、GK谷晃生、DF中山雄太、望月ヘンリー海輝が『FIFAワールドカップ26』アジア最終予選(3次予選)のSAMURAI BLUE(日本代表)のメンバーに選出。代表選手発表会見の席で森保一監督は第27節に新加入初スタメン初得点をマークした中山を「大ケガを負って、所属チームがなかなか決まらなかった中、町田にサッカー選手として幸せを感じる環境を作ってもらい、彼が喜びを感じながらプレーしていると感じている。長期離脱している中、代表でプレーできるコンディションかどうか注視してきたが、イングンドで培ったプレー強度を見せてくれている」と評価した。チームとしては勝って、気持ちよく3人を日本代表へ送り出したいところだろう。
一方、浦和は7月以降2分3敗と勝ちなし。サマーブレイク後の『明治安田J1』第25節・柏レイソル戦は悪天候により中止。前節・川崎フロンターレ戦はトップ下・渡邊凌磨が先制点を記録しながら、前半を1-0で終えたところで雷雨がひどくなり、試合中止の憂き目に遭った。ヘグモ監督からスコルジャ監督へバトンをつなぐ難しい役割を担う池田暫定監督だが、8月29日の会見で「僕は浦和で生まれ、浦和で育ち、浦和からサッカーを学び、選手として浦和でプレーできて、指導者として浦和でできる。これ以上の光栄なことはない。その恩返しは何が何でも勝点3を取ること」とキッパリ。町田戦に向けて「どれだけ相手より多く走れるか、球際でボールを奪えるかがキーポイントになる。大事なことは勝点3を取ること」と必勝を期す。
果たして、町田が“四度目の正直”で国立初勝利をマークするのか、浦和が池田暫定体制で2か月ぶりに白星を手繰り寄せるのか『明治安田J1』第29節・町田×浦和は8月31日(土)・国立競技場にてキックオフ。当日は『グランベリーパークマッチデー』として開催。秋元真夏のキックインセレモニーを実施し、DJ IZOHがDJプレイを行う。チケットはゼルビアチケット(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。台風10号の接近に伴う開催情報は本日9時時点で開催の方向。町田公式サイトでは本日19時、明日AMにも開催情報を発表する。
ゼルビアチケット(Jリーグチケット)
https://www.jleague-ticket.jp/
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