ハイバイ20周年『て』チラシビジュアル
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すべて見る劇作家・演出家の岩井秀人が主宰を務める劇団「ハイバイ」の20周年を記念した舞台『て』のチラシビジュアルが公開された。
岩井の実の家族をモデルにした本公演は、岩井の家族が過去の関係を清算しきれず、お互いの分かり合えなさに沈んでいく様を描いた、厚みある悲喜劇。2008年の初演以来、再演を重ねてきたハイバイの代表作だ。
今回は「完全版」としてキャストを一新。大倉孝二、伊勢佳世、田村健太郎、後藤剛範、川上友里、藤谷理子、板垣雄亮、岡本昌也、梅里アーツ、乙木瓜広、岩井、小松和重が出演する。
また、岩井からのコメントが到着。『て』は2024年12月19日(木) から29日(日) に東京・本多劇場で上演後、2025年1月8日(水)・9日(木) に富山・オーバード・ホール 中ホール、1月18日(土) に高知・高知県立県民文化ホール グリーンホール、2月1日(土)・2日(日) に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで上演される。
■岩井秀人 コメント
2008年に初演し、ハイバイとわたくし岩井のその先の方向を決定づけた作品『て』の再演となります。
ご覧いただいた方からは、「我が家の風景、なんで知ってんだあ!涙」と、ありがたい悲鳴をいただけるこの作品も、誕生から15年経ち、さすがに家族って進化したのかなと思いきや、全然世の中の家族問題、なくならないっすね。
「家族だから許せ」的な考え方をやめたらいいのに、と思いながらも、それでも最終的にこの作品が「願い」や「許し」について扱ってることに救いを感じつつ、またイチから作り直したいと思います。
「なんか面白いらしいけどどうなんだ」と思ってる方は、身近な人で見たことがある人に聞いてみてください。面白いぞと、説得されてください。
見たことない方は、とにかく見に来てください。後悔はさせません。させたらすみません。
僕自身が演出し、僕自身が出演するのはこれで最後にするので、見納めとしてもお勧めです。
お待ちしております!
【あらすじ】
山田家の4人兄妹は、かつて自分たちに手を上げていた横暴な父の元を離れ暮らしていたが、母方の祖母の認知症をきっかけに、実家に再集合した。
父の過去の暴力について騒ぐ次男。それについて一向に触れようとしない長男。
「家族をやりなおそう」と希望を見せる長女。
そして兄妹たちが集まる。
酒に酔った父の発言を元に、山田家に再び、暗く熱を持った活気が蘇ってくる。
<公演情報>
ハイバイ20周年『て』
作・演出:岩井秀人
出演:大倉孝二 伊勢佳世 田村健太郎 後藤剛範 川上友里 藤谷理子 板垣雄亮 岡本昌也 梅里アーツ 乙木瓜広/岩井秀人 小松和重
【東京公演】
日程:2024年12月19日(木)〜29日(日)
会場:本多劇場
【富山公演】
日程:2025年1月8日(水)・9日(木)
会場:オーバード・ホール 中ホール
【高知公演】
日程:2025年1月18日(土)
会場:高知県立県民文化ホール グリーンホール
【兵庫公演】
日程:2025年2月1日(土)・2日(日)
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
公式サイト:
https://hi-bye.net/
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