日本独自のミュージカルアワードとなる『Musical Awards TOKYO』ミュージカル専門選考員9名を募集

日本独自のミュージカルアワードとなる『Musical Awards TOKYO』の年内発足に向け、一般公募で“ミュージカル専門選考員”9名の募集を受け付けている。

本アワードは、日本で上演されるミュージカル作品とそれに関わる様々なセクションのクリエイター、俳優、スタッフの功績を奨励表彰し、日本国内のミュージカル発展に寄与すべく設立されるもの。日本発のミュージカルが世界市場で長く活躍できるきっかけ作りに貢献するために、将来的には新進クリエイターの発掘とバックアップ環境の構築を目指す。

運営団体となるMusical Awards TOKYO準備室は、企業の垣根を越え、ミュージカルに関わる舞台芸術関係（制作者、クリエイター、主催、事務所、劇場運営）の有志によって発足。今回、有志で参加する面々のアバターも公式サイトに公開された。

以後、今回選定予定の専門選考委員の9名とともに、11月には観客選考員50人を書類審査で選抜予定。観客選考委員の投票点は専門選考員1名分と同等となり、最終的に10人の選考委員による審査を行う予定。ノミネート選考は専門選考員のみで実施し、観客はノミネート作品に対しての投票参加ができる。ただし、観客賞のみ別枠で観客選考員のみによる選考を実施する。

受賞の枠は、客席数とオリジナル言語で区分けし、主な受賞枠は「大賞」「作品賞（500席超／500席以下）」「主演賞」「助演賞」「新人賞」「アンサンブル賞」「演出賞」「脚本賞（作詞含む）」「作曲賞」「編曲賞・音楽監督賞」「振付賞」「舞台芸術賞（美術、照明、音響、映像、衣裳、メイク、舞台技術）」「翻訳賞」「リメイク賞」「観客賞」となる予定。受賞発表スケジュールとしては、毎年11月末日までに開幕した作品を対象として、翌年2月の発表を予定している。

今回一般公募で募集するミュージカル専門選考員は、普段ミュージカルや演劇作品に関する執筆を行ったり、放送・配信などによって作品の批評やそれに準ずる情報を発信している方が対象となる。応募は公式サイトの応募フォームで10月2日(水) まで。

『Musical Awards TOKYO』ミュージカル専門選考員

募集期間：10月2日(水) まで ※任期：2年
資格：普段ミュージカルや演劇作品に関する執筆を行ったり、放送・配信等によって作品の批評やそれに準ずる情報を発信している人
募集人数：9名

【応募方法・条件】
公式サイトの応募フォームより
①過去1年間に観劇した作品を記入（24作品以上）
※ミュージカル作品以外の舞台作品も対象だが、12作品以上がミュージカル作品であること。
また無料公演やコンサートなど演劇やミュージカル作品以外のものは対象外。

②過去1年間に観劇した作品から1作品を選んで2,000〜3,000字程度の新規批評を1点提出。
但し、最低でも脚本、音楽、演出、美術、照明、衣裳、俳優の演技についての評価を書き分けること。
また個人の視点で構わないので改良余地があると思われる点を記載すること。

③今後のミュージカル界への提言（形式自由、文字数制限なし）

合否の発表：応募締切から1カ月を目処に採択者本人へ連絡し、名前をいただいた上で公式サイトに発表

公式サイト：
https://musical-awards.tokyo/